『Five Stars・アメリカ世界遺産5つの謎』制作スタッフの日替わりブログ

Traveler’s High[トラベラーズ・ハイ]

カメラ自慢
今週の月曜日は
とうとう今年も、今日で終わりですね。
皆さん、エピソード0は終える事ができましたか。チョキ
やり残した事は、ありませんか。

明日からは新年と共に、エピソード1がスタートしますよ!

私は、個人的に達成できなかった(?)事があります。
心待ちにしていたのですがねぇ。

ところで、海外で撮影していると、こういう人がよく話しかけてきます。メモ



自慢のカメラを手にした人達、もしくは日本のカメラファンです。
根掘り葉掘り、私の持っているカメラの事、ニコンとキャノンの比較などを尋ね、
自分のカメラの話をします。

で、私の達成できなかった事は、何かって?

だいぶ前から欲しいと思っていたカメラを、年内に手に入れることができなかったことなんですよ。しょぼん

すばらしいカメラ(値段もすばらしく高い!)なので、注文が殺到(お金持ちが多いのですね、
高いのに!汗しつこいぽっ)、製造がその数に間に合わないのです。

ま、たいした事ではないですけどね。ええ、えぇ、たいした事ではありませんよ、ぐすん。パンダ
何ヶ月も前から、すごく楽しみにしていただけです、それだけです、はぁ〜。

楽しみが先延ばしになったと思いましょう。
明日から、新しいゲームも始まるしね。


| 撮影ウラ話 | 12:00 AM | comments (0) | trackback (0) |
札束をつくるのは大変でした
今週の日曜日は
『Five Stars・世界遺産5つの謎』エピソード1のスタートが刻一刻と近づき、スペースシャトルの発射を待つNASAの長官のような気分の芥です。
さて、木曜日の本欄でKITAさんが札束のことを書いておりましたが、この札束にはとても苦労させられました。というのも、1万円札1枚1枚はほとんど厚みはありませんが、100 枚つまり100 万円の札束となると厚さは1cmほどですが、厚みの部分にやや黄色味がかった色がつきます。

これが問題で、新聞紙などではまったく質感が違います。よくテレビドラマなどで、誘拐犯に渡す身代金の代わりに新聞紙を札の大きさに切ったものを渡すシーンがありますが、新聞紙でつくった札束はすぐに見破られてしまいます。
日本の札は世界でもトップクラスの技術と特殊な和紙を使ってつくっているので、そう簡単には同じようなものはつくれないのです。

今回、いろいろな紙を使って札束をつくる実験をしたのですが、どんな紙もダメ。神様役の平井杉夫さんが足を棒にして探してきたのが、今回使用した札束用紙です。
ただそれでも本物のお札とは厚さが異なり、銀行員などの実際お金を扱っている人が見たら、たちまち見破られてしまうと思います。
やはり、簡単には偽造などできないようになっているのですね。

また、この札束をこしらえる際に大変だったのは、この厚みの紙を同じ大きさにカットすること。束ねてカットすると上と下ではサイズが違ってしまうし、力加減が悪いときれいにカットできず、ケバだってしまうのです。印刷所にあるような大型の裁断機でもあれば別ですが、本来うちの会社はWEBや雑誌の制作プロダクション。そんなものがあるはずもなく、ひとつひとつカッターで切ることになるのです。
本当は本物の札束を用意できたら、いちばんよかったんでしょうけど……。

たかが小道具でも、制作過程でいろいろ学ぶことがありますね。

本物だったらどれだけいいか……
Photo by Nanako Nishiyama


| 撮影ウラ話 | 03:20 AM | comments (0) | trackback (0) |
観光客として出かけたグランドキャニオン
今週の土曜日は
今年も残すところあと3日。Episode1の公開も間もなくです。
古い話で恐縮ですが、私が生まれて初めて、自分の目で生のグランドキャニオンを見たのは、かれこれ20数年も昔のことでした。
同行者は芥プロデューサーを含め5人。全くのおのぼりさん(英語ではアッパーさん!?)だった私は、ヘリコプターに乗って上空からグラントキャニオンを眺めるというプランに1も2もなく賛同。グランドキャニオンも初めてなら、ヘリコプターに乗るのも生まれて初めて。
怖かったけれど、上空から見たグランドキャニオンの雄大な景色は、今でも脳裏にしかと残っています。(そうそう、参考までに遊覧ヘリコプターに乗る際、全員、体重を聞かれます。同行者に聞かれてヤバいと思う方は、やせた人と体重取引をしてください。ちなみに私は、芥プロデューサーから3キロ体重をいただきました。乗る人間の体重がトータルで同じなら、問題はないわけですから……)

今回のゲームでもグランドキャニオンが出てきます。
最初に観光客として見たグランドキャニオンが、今回自分たちで制作するゲームの舞台になるということが、とても不思議です。グランドキャニオンに限らず、今回ゲームに登場する場所は、世界遺産だったり国立公園や国立モニュメントだったりし、その地域の全面的な協力のもとにゲームが作られるのですから、本当に恐れ多いことです。
ゲームの締切が迫り、すさまじい忙しさに忘れがちですが、ふとした拍子にそんなことを思い出し、しみじみ感慨にふけったりしています。
芥プロデューサーは、今回ゲームに登場するアメリカ西部5州地域にものすごく思い入れの強い人で、この地域に出かけた回数は60回を軽く超えると聞いています。
私以上に感激は深いのではないでしょうか。
皆さまもゲームでグランドキャニオンをはじめとした、アメリカ西部大自然の素晴らしさをぜひ体験してください。

| 撮影ウラ話 | 11:18 AM | comments (1) | trackback (0) |
怪盗なな号!?
今週の金曜日は
泥棒写真撮影ではストーリーを盛り上げる
ために多くの小道具が登場します。僕の白衣もその一つ。

でも、中には管理に注意が必要な高価なものもあります。

そんな中、
やっ、やられた~!!ぎょーん

スタッフが目を離したスキに撮影用にセットしておいた札束が見事に盗まれてしまったのです。

右の写真はホテルのスイートルームについていた防犯カメラの画像です。

犯人が慣れた手つきで札束をバッグに詰め込む様子がはっきりと写っていました。

くやしい~!しくしく 


…というのはもちろん冗談でして、写っているのは西山奈々子先生です。
カメラマン自ら、鮮やかな手つきで撮影用の札束をセットしているところ。
奈々子先生は普段も身軽な印象ですが、撮影となるとその動きは倍以上になるのです。

どれくらいすばやいかというと…
ドライブ中に野生動物と出遭ったときのこと。
僕が写真を撮ろうと急いでカメラの電源を入れていた頃には、
奈々子先生はもう車から飛び降りて動物の間近でシャッターをきっていました。
その集中力には脱帽です。

ちなみにお金は一枚目以外ただの紙です。念のため。


| 撮影ウラ話 | 02:14 AM | comments (2) | trackback (0) |
名前って…
今週の木曜日は
同じような名前ってありますが、自分と同じ呼び方で呼ばれてる人と出会うのは中々ないですよねダッシュ
撮影STAFFは毎回6、7、8人の少人数でしたが、その少ない中で私とナナコ先生はお互いに「ナナちゃん」
かなりの確率で当たってしまいましたオッケー
おかげで「ナナちゃ-ん」と呼ばれるとどうしても二人で「はぃー!!」と返事をした後「どっちの??」となっていました汗
そこで何かいい呼び方はないものかと考えた結果、ナナコ先生は「ナナちゃん」続行!私はと言うと「ミミちゃん」になりましたうさぎ
と言ってもウサギみた~いloveとか言う可愛いものではなく、私の子供の頃の出来事が由来がーん

それは、私がまだ本当に小さかった頃(2、3歳??)周りに同年代の子供が少なく友達と言えば「自然」か飼っていた「犬」でしたいぬ
好奇心旺盛な私は大人を困らせる活発かつ大胆ぶり音符チョットやそっとの事では動じない子だったそうです。一人遊びも得意上得意上
その辺りの松葉は食べるわ四葉バーボン飲まされてもケロッとしてるわワインよく、家に遊びに来たお客様が、「嗚呼ー!!ナナがぁー…」と悲鳴を上げても
「大丈夫音符大丈夫音符死にゃせんチョキ」と育ててくれた両親のおかげもあるのでしょうがね。(この親にしてこの子ありと言うとこでしょうか?ww)
しかし、そんなある日、両親をも驚愕させた事件が起こったのです。
「助けて!マダムソフィアー!!!ナナがぁぁぁぁぁ」(実は、この時期からマダムソフィアとタケ博士と交流のある私。よく、面倒を見ていただきました(今もですが汗))
きっかけはこの一本の電話。すっ飛んで来てくれたマダムとタケ博士は仰天!!
私の耳の中にNIVEAがビッシリぎょーんぎょーんぎょーんご存知ですか?そう。あの「ニベアボ~ディ~音符」のNIVEAです。
共働きで忙しかった両親は手が離せず、急遽マダムへHELP!!即刻病院送りになる私。耳鼻科へと連れられて行きました病院
「こりゃ洗浄ですな曇りのち雨さ、耳を出して~お母さん(マダム)しっかり抑えていて下さいね」
大人の会話なんて分かってない私。おとなしくマダムのひざにちょこん。耳掃除が大好きだった私は「あ!!何?耳掃除!?わーぃ」と言わんばかりに洗浄器具に「ん音符」と耳を差し出す。
次の瞬間!!!「ふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・
出てくる出てくる出てくるョダッシュほーら出てきたぁlove耳の中からNIVEAと共に、砂も葉っぱも四葉チューリップボックス1兎に角、どこにそんだけ入っとたんやぁ~ぎょと言わんばかりの大量のNIVEAまみれの雑物。。。今考えると自分のした事にも理解出来ませんが、何たる事。記憶に無くて良かったしくしく

とまぁ、このような話をメンバーの方々にもお話していたところ、ジェフが「じゃあ、ナナはミミでいいじゃない?」と
日本人よりも鋭い感性で日本人のあだ名を考えてくれたのですオッケーと言うわけでその日から私は「ミミ」

由来はともかく意外とこのあだ名気に入ってますハートだって可愛いですもーん音符響きだけは・・・パー
しかし「NIVEAちゃん」で無くて良かったと常々思います。

| 制作ウラ(?)話 | 06:00 AM | comments (0) | trackback (0) |
失う前に。。。
今週の水曜日は
今日もちょっとまじめな話をしたいと思います。

今回『Five Stars』はアメリカの国立公園や広大な自然がいかに素晴らしいか
ゲームを通してみなさまにお伝えしようと作っています。
ですが、もう一つテーマがあります。

『自然保護』です。

僕たちは何気なく日々暮らしていますが、
少しずつ少しずつ、地球は悲鳴をあげ形を変えています。
このまま行くと自然は大きく変わってしまうでしょう。
人は厄介なことに失わないと気づかない性格です。
土壇場にならないと『やばい』と思わないのです。
こんなこと言わなくてもわかってるよって感じですが、
誰かが一人ずつ伝えていかないと、世界中が言わないと
僕ら人間は動きません。

アメリカの自然の砂漠は素晴らしいかったです。
でも世界中が砂漠になったら。。。素晴らしいと思えるでしょうか?
たぶん、世界に様々な自然の形があって、アメリカのあの場所にしかない砂漠だから思えるのでしょう。

失ってから気づかないためにも。
今気づいてほしいです。


| 制作ウラ(?)話 | 02:20 PM | comments (0) | trackback (0) |
制作スタッフの地味な苦労…
今週の火曜日は

真っ赤なお目めの 制作スタッフは〜♪

メリークリスマスです。
目の開け過ぎで、充血がいっこうに治らない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

「Episode1」制作もいよいよ佳境(…だったらいいです)
ところで、こうしたゲームをつくっていると、我々を悩ませる事柄が次から次へと出てきます。

ゲームをおもしろくするための仕掛けや、楽しいセリフが浮かぶかどうかとか、そういうことではありません。それはまあ、浮かぶんです。テキトーなので。

それは、やれCSSバグ(今に始まったことではないので、慣れっこですが)だとか、やれWin IE6でFlashがフレームレートより遅く再生されるだとか、やれMacのIEで働かないJavascriptがあるとか、やれFlashが再生されない人がいるだとか、…。そんなバグ対応にかなりの時間をとられています。

OSもブラウザもバージョンもプラグインの有無も、みんなバラバラのPC環境でも、なるべく多くの方に問題なく見てもらえるよう、その環境を整える。
それが、結構、苦労だったりするのです。
まあ、Web制作をやっている以上、当たり前の話ではありますけど。

「また、バグだ。面倒臭ぇ」「統一してくれ」と思うこともしばしばありますが、
Webだからこそ、今回のような企画ができるんで、制作はおもしろいです。
そんな地味な苦労は微塵も感じなくてよいので、来年1月1日から1年間、何度も何度も、ゲームをプレイしに来ていただければ幸いです(各エピソード、応募は1回までですけど)

来年のゆっくり過ごせる年末を夢見て、ラストスパートです。まだ中間疾走だったりして。

| 制作ウラ(?)話 | 02:00 PM | comments (0) | trackback (0) |

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