LADYWEB.ORG編集部のIssy&なな号がお送りする、世の中のニュースを“斬る”というよりは、“なでる”感じのほぼ毎日更新気味コラム。連載1600回達成!

2005年07月08日 Friday

ばんぱくばんざい:その2

author : Issy&なな号



万博2日めです。昨日よりもはるかに混んでます。おまけに、ものすごく天気がよくて、熱中症になる勢い。今日は、この『愛・地球博』の目玉といってもよい、トヨタグループ館を見てきました。その他、マンモスも、三井・東芝館も見たし、この2日間、予想以上に首尾よく見てまわれました。ちょっとした万博レポートをまとめましたので、おヒマなかたは下の「続き▽」をご覧ください。


それでは、独断と偏見による、「愛・地球博」の見どころ、食べどころをご紹介いたします。行ったところすべては書ききれないので、目立った特徴のあったところだけにしておきます。


(グローバル・コモン1)

インド館■ インド館
館内は、匂い、雰囲気、まさにインドです。2階の販売スペースでは、いくつもの店が軒を連ね、置物や装飾品、衣類などを販売しています。「見ルダケ、タダ」という店員のかけ声に、インドを旅行した時を思い出しました。レストランでは、当たり前ですがカレーのメニューが充実です。


(グローバル・コモン2)

アメリカ館■ アメリカ館
入り口で、空港でやられるような、セキュリティチェックがあります。さすが、アメリカです。ベンジャミン・フランクリン生誕300年を記念した展示がメインで、さまざまな演出効果が使われた、映像は楽しいです。その他、火星探査機の展示や、立ち乗りの電動二輪車のデモンストレーションなどがあります。


(グローバル・コモン3)

■ イタリア館
ここの見どころは、なんといっても、古代ギリシャのブロンズ像「踊るサテュロス」です。今後は、2度と国外には出さないそうなので、ここでしっかりと見ておくとよいでしょう。行ってませんが、2階の「カフェ・トリノ」もよさそうです。

■ ブルガリア館
バラの外観が目を引きますが、中は展示がほとんどなく、レストランがメインです。ブルガリアの伝統料理を食べることもできますが、人気なのは、「ローズジュース」と「バラのジャム入りヨーグルト」。ヨーグルトは500円。味は、う〜む、普通のヨーグルトです。

■ スペイン館
六角形のブロックを組み合わせた外壁がカッコイイ、スペイン館。中の展示空間もカッコイイし、見ていておもしろいです。ここの「タパス・バー」は、午前11時の開店前から行列ができるほど。「タパスセット」や「ピンチョスセット」が人気ですが、ぜひ食べてほしいのが「生ハムの盛り合わせ」。日本ではなかなか食べられない、本場の味で、相当うまいです。サングリアも、現地で飲んだ味と一緒でおいしいです。白ワインのサングリアもありました。どれも、うまいけど量が少ないのが難点です。

■ クロアチア館
「一滴の水:一粒の塩」をテーマに、係員、映像ともに終始無言でクロアチアの魅力を紹介してくれます。2階から階下の床に写される映像を見るのですが、上空から撮影されたクロアチアの風景が楽しめます。

■ ドイツ館(行ってません)
乗り物系なので、外国館でもっとも混雑しているっぽいです。約1〜2時間待ち。事前予約も、当日予約も、整理券配布もないので、正攻法で並ぶしかありません。午前中の早い時間が狙いめかも。


(グローバル・コモン4)

■ ベルギー館
展示は見てません。ベルギービールが飲みたくて、レストランに入りました。値段はかなりしますが、ベルギー各地のビールが楽しめます。オーソドックスなのと、フルーティーなものを飲みました。バーテンの店員さんは、イケメンです。基本的にレストランよりも、ワッフルやチョコのアイスを買う人で、混雑しています。

■ ポルトガル館
展示はシンプルですが、訪れたことのある場所の映像があったりして、個人的にはとても楽しめました。小さいですが、飲食スペースでは、タラのすり身のフライや、エビのミンチを揚げたものなどを食べつつ、ポルトガルのワインを楽しんだりもできます。また、コロッケやタルトなど5品入りの「ポルトガルセット」をテイクアウトできます。残念ながら、食べてません。

■ ウクライナ館
いい意味で意外だったのが、ウクライナ館。展示内容は、はっきりいってたいしたことはないですが、ここの食事がおいしいです。ボルシチは、ウクライナが発祥の地だったようで、キャベツや豚肉を煮込んだ「元祖ボルシチ」を食べたのですが、これがすごくうまかったです。一緒に付いてくる、ちょっとしょっぱいビチャビチャのパンを食べると、余計にボルシチがうまいです。他にも、「ロールキャベツ」や煮込み料理「おばあさんの櫃 」といった、魅力的なラインナップがそろってます。


(グローバル・コモン6)

■ オーストラリア館
自然の保護・保存をテーマに、映像や、カモノハシの巨大模型などがあります。ファーストフードの「ザ・バーベキュー」が大変人気です。看板メニューのワニのしっぽをフライにした「ワニロール」他、「オージーバーガー」「ビーフスティック」などがあります。ワニロールは、白身魚とササミの中間くらいで、さっぱりしてますが、「すごくうまい!」というわけではないです。1000円もします。オージーバーガーは、味、ボリュームともに満足です。600円。

■ シンガポール館(行ってません)
グローバル・コモン6の中では、いちばん混雑しています。館内で、突然スコールが降ってきたりといったユニークな展示がたくさんあるらしいのですが、ショーの時間とこちらのスケジュールが合わず、断念しました。ただ、ここのカフェで、「ラクサ(麺)」と「サテー(焼き鳥)」を食べました。うまいです。


(センターゾーン)

■ グローバル・ハウス ブルーホール
幅50m、高さ10m、2005インチという世界最大規模の巨大スクリーンを使った、レーザードリームシアターが楽しめます。スクリーンは、本気でデカいです。映像も鮮やかだし、音響もすごいです。シアターを見終わると、そのまま、冷凍マンモスを見物。マンモスの展示部分は、動く歩道によって、強制的に移動させられるので、見る時間はごくわずか。ほとんど、記憶に残ってません。なお、手前で上段(遠い)と下段(近い)にわけられるので、並んだ時は、入り口付近で、右側にいるとよいです。

■ こいの池
パビリオンではないのですが、連日、午後8時から行われる、水と光のショーが楽しめます。30分間もある、ダラダラと長いショーですが、ライトアップがきれいだし、池の真ん中から出てくる、巨大なサルがすごいです。ウォータースクリーンに映し出される映像は、正面の観客スタンドからでないと、ちゃんと見えません。スタンドの席は充分ありますが、少し早めに行ったほうがよいです。ショーが始まると、スタンドには入れません。


(日本ゾーン)

■ 長久手日本館
今回の万博で、もっとも長時間並んだのが、長久手日本館です。1時間ほどでした。ここは、すばらしいです。とくに「地球の部屋」と呼ばれる、天球型の360度フルスクリーンでの映像は、大迫力だし、すごくきれいだし、大感動もの。これは必見です。テーマもしっかりしていて、ゾーンが1〜3まであるのですが、どれもわかりやすいし、楽しめます。すばらしい。


(企業パビリオンゾーン)

■ 三菱未来館@earthもしも月がなかったら
「もしも月がなかったら、地球はどうなっていただろう?」という疑問をテーマに、迫力のある映像が楽しめます。四季折々の映像もきれいで、個人的には、とても満足しました。事前予約をして、さっくり見ることができましたが、企業パビリオンの中では、比較的待ち時間が少ないほうです。

■ 日立グループ館
トヨタグループ館とともに、この万博の2大人気パビリオンです。整理券の配布がないので、事前予約と当日予約以外は、まともに並ぶしかなく、最大4時間待ちの列ができています。情報端末を使い、希少動物についての情報を見た後、ライドに乗って、メインのショーを見ます。最先端の映像技術で表現された世界はとてもリアルで、動物の立体視映像を自由な角度から見ることができたり、手を差し出すと動物が寄ってきたり、驚きとともに感動します。迫ってくるワニは本気で怖いし、ドアップのキリンもすごい迫力です。充実度では、No.1でした。
※あまりにも並ぶので、7月21日から整理券配布方式に変わるそうです。


三井・東芝館■ 三井・東芝館
開門30分後くらいに行ったら、待ち時間30分だったので、並びました。ここでは、自分の顔をスキャンしてから、近未来を舞台にしたCG映画を見るわけですが、そこに自分が登場します。どうせ、ちょっとしか映らないんだろうと思っていたら、かなりたくさん登場シーンがありました。ガーディアンのリーダー役でした。照れくさいですが、とても楽しいです。最後に、ちょっとした仕掛けもあります。ただ、自分の顔をさがすのが忙しく、話の内容をあまり覚えていません。でも、とにかくおもしろい。


トヨタグループ館■ トヨタグループ館
「愛・地球博」の目玉といってもいいパビリオン。見るためには、事前予約をするか、整理券をゲットするしかありませんが、どちらもかなり厳しいものがあります。あらかじめ、万博公式サイト等でチケット情報を確認しておくことが重要です。ロボットの演奏によるウェルカムショー、未来型の1人用乗り物「i-unit(アイユニット)」と搭乗歩行型ロボット「i-foot(アイフット)」が登場するメインショーの2部構成です。メインショーは、少しシルク・ド・ソレイユ的なテイストが入ってます。トランペットを吹くロボットや、「i-unit」などは、あ〜すごいなと思いますが、ショー全体としては、そこそこでしょうか…。



(おまけ)

※会場内の生ビールは、どれも冷たくておいしいです。
※外国館のメニューは、とてもおいしいですが、基本的にどれも高いです。余計なお世話ですが、1つずつ頼んで、みんなでシェアして食べるといろいろ楽しめてよいです。
※曜日別では、木曜日がいちばん空いているそうです。
※よっぽど早く行かないかぎり、入場ゲートにはすでに長蛇の列ができているので、入場までに30分〜1時間はかかります。
※万博の携帯サイトでは、各パビリオンの待ち時間をリアルタイムで見ることができて、とても便利。これをチェックして、次はどこを攻めるか検討すれば、効率よく見てまわれます。
※なんだかんだ、1日中、歩きっ放しになります。相当、疲れました。
※混雑してはいるものの、総評すると、大変楽しいです。


なな号コメント ★★★★★
すごい数のパビリオンを見てきたのね。行きたくなっちゃった。



| 評価::★★★★★ | 12:00 AM | comments (0) | trackback (1) |

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今日の独り言

ドミグラスソースのロールキャベツ

今日はちょっと大人のドミグラスソースロールキャベツ
赤ワインとよく合います

たまにはご主人と、ワイン傾けながらどうぞ

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