誕生日



20数年来のとても親しい友達が、ジェンガラという
バリ島の陶器を私にプレゼントしてくれた。

今日は、私の誕生日。

彼女は私の好みを、完璧に把握しているだけあって、
私はこれに一目惚れした。

ハンドメイドならではの、このすばらしいレリーフ。
愛好家のために、初期モデルの復刻版が
限定発売され、それを手に入れたのだそうだ。

親しい友達に、私の感覚を理解してもらえる事、
そしてお互いの嗜好に共鳴できることは、
とても幸せな事なのだと、つくづく感じた。

2004年1月のパリ（その10）




あちこちで見かける犬の数に比べ、圧倒的に
見かけるチャンスの少なかったパリの猫。

たぶん、私の生活圏内で見かけなかった
だけだと思うが、久しぶりに出くわした猫は
ポンピドゥーセンター近くの、ユニークなデザインの
ショッピングモールで、脇目もふらず、とことこ歩いていた。

久しぶりに見たせいか、なんなのか、この背景と
猫は、どうもしっくりこなかった。

2004年1月のパリ（その9）



あまりにたくさんの美術館にいったので、
これがどこだったか覚えていません。

インターナショナルな作品が展示されていて、
これは中国のものだった。

この作品はともかく、ここにはアバンギャルドな作品がとても多く、
私には理解困難な物がぞろぞろ。

「これもアートなの？」「安易な思い込みじゃないの」
などと、終いには自分の理解力の乏しさを棚に上げ、
情けない事に、ちょっとイラついてしまった。

アートは思い込まなければ、始まらんのだけどね。

2004年1月のパリ（その8）



1896年創業の、パリ最大のデパート、ギャラリーラファイエット。

ここに行かれたら、お買い物だけじゃなく、
しっかり上を見上げてみてください。

アールデコ調の丸天井がすばらしい、歴史的建造物です。

この写真ではデテールがよく見えなくて残念ですが...。

2004年1月のパリ（その７）



ある公園を横切ろうとしておもしろいものを
見つけた。

犬の排泄物を拾って捨てる為の、袋とゴミ箱が
設置されていたのだ。
ご丁寧に、絵まで描いての説明付きだ。

これがいくつ設置されたのかは知らないが、
パリでその成果が上がっている兆しは、
残念ながら、あまり見えないような気がした。