2004年1月のパリ(その9)



あまりにたくさんの美術館にいったので、
これがどこだったか覚えていません。

インターナショナルな作品が展示されていて、
これは中国のものだった。

この作品はともかく、ここにはアバンギャルドな作品がとても多く、
私には理解困難な物がぞろぞろ。

「これもアートなの?」「安易な思い込みじゃないの」
などと、終いには自分の理解力の乏しさを棚に上げ、
情けない事に、ちょっとイラついてしまった。

アートは思い込まなければ、始まらんのだけどね。


| Photo | 12:00 AM | comments (5) | trackback (0) |
コメント
うーーん今日のお題のコメント難しいですね。ふざけているわけではないのですが、この展示物にそういう感じです。
| 大ママ | URL | 2006年02月11日 06:32 AM | hr2dUfC2 |

ず〜っと昔、美術学校の生徒だったとき、近代アートがわからなくて、悩んだことがありました。ほんとに古い話で申し訳ないんですが、その頃人間の耳をテーマにしたオブジェが話題をよんでいて、どこもかしこも耳だらけ。私には、どこがいいかわからなかったのです。それで教授に「こういうものはやはりいい、と感じられなければアートの感覚がない、ということでしょうか」と聞いたら、「別に深く考えなくていいんだよ。結局、好きか嫌いかなんだから」と言われ、ホッとしたことがあります。
| Mac | URL | 2006年02月11日 06:25 PM | baji5VJ6 |

アートは、見る側にとって、強制されることはなく、好きか嫌いかですね。よく思う事は、優れた一人のアーティストの、すべての作品が、すばらしいわけではないと。どんなにすごい美術館に置いてあっても、自分の感性で楽しめばいいのではないかと思うのです。
| なな号 | URL | 2006年02月12日 11:33 AM | p2REX81Y |

その美術学校の教授は、けっこう近代アートでは名前の出てる人で、やはりわけのわからない絵を描いていました。先生曰く、「自分の好きに創っているだけで、さほど深く考えてはいないよ。もちろん理屈から入る人もいるけど、そんなの後付けでも充分だよね」
つまりは、もっともらしい理屈は評論家がつけてくれるので、美術家は自由にやっててよい、ということらしいです。
| Mac | URL | 2006年02月12日 12:16 PM | baji5VJ6 |

Macさん、その先生はすごい方ですね。生徒にさらりとそんな事いえてしまうなんて、ただものではない...。
| なな号 | URL | 2006年02月13日 12:52 AM | p2REX81Y |


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