救助犬



なな号　　「こんなに小さなわんちゃんも、
　　　　　　救助犬になれるんですか。
　　　　　　うちのは臆病なので、吠えまくるだけで、
　　　　　　何の役にも立ちそうもありません」

スタッフ　「救助犬に、なれない犬なんて、いないんですよ」

かわいい背中にしょった、サインを見て、
思わず質問をした、なな号に、こんな答えが
返って来ました。

この子は、2歳までひどい飼われ方をされたため、
吠える、噛み付くの問題犬になってしまい、
あげくの果てに捨てられた、とてもかわいそうな
わんこだったのだそうです。

それが、今では、老人ホームなどを訪問して
お年寄りを癒す、立派な救助犬なのです。

日本救助犬協会の訓練を、しっかり受けたから
できることなのですが、「救助犬になれない犬はいない」
を見事に、証明したわんこだったのですね。



そうかー、そうなんだ。
感慨深い、なな号でした。

外は雨...



寝るしかないんですよ、わんことしては
1日中雨だとね。
なな号も、そうそう遊んでいられないしさ。

アメリは、引っ張り出したおもちゃに混ざって、
ベッドで寝ています。
おもちゃを広げ過ぎたので、3/1くらいのスペースで
丸くなってますねぇ。

ジャイはソファーの上で、なな号のジャケットを
毛布の替わりにして、寝ています。



寝ているときは、２人とも天使なんだけどね。

うー、ほしいー



ジャイは、犬のおやつの「アキレス腱」を、
ひたすら、食べています。
すごく固いので、食べるのに時間がかかるんです、これ。

1匹だけに、あげることはないので、
公平に、同じ物をあげていますが、
アメリは、ジャイの食べるスピードの
4/1くらいで、食べ終わってしまいます。

数ヶ月前なら、アメリは、欲望のおもむくまま
ジャイの食べ物を、奪いにかかっていました。

しかし、今は「じっ」と耐えています。
微動だにしないで、見つめて、プレッシャーを
与えています。
本人は、そんなつもりはないのでしょうけれど。

ジャイも、こういう状況に、だいぶ慣れました。
用心しながらも、見せびらかしながら、
食べる余裕があるようです。



笑えるー、この緊張感。
アメリ、また耳が裏返ってるよ。

日常風景



なな号んちの、日常風景です。

寝姿にも、性格が出ますねえ。
2匹の距離は、縮んでいるものの、
パピヨンのジャイは、相変わらず、
トイプードルのアメリの行動に対して、
緊張しています。

突然ハイテンションになり、一人で大騒ぎしながら
走り回りますからね、アメリは。

それを見て、「なんだろねー」と言いながら
なな号とジャイは、顔を見合わせ、唖然としてしまいます。

しかし、天真爛漫と思っていた、このアメリの性格
「ジャイとの比較によれば」という前置きが
あったことに気つく、今日この頃なんですけどね。
昨日のトリミングの話のように。

犬でも、考えさせられる事が、多々あるのに、
人間の子供だったら、育てるのが、どれだけ
大変なのかねと、真剣に考えます。

世の中のおとうさん、おかあさん、尊敬します。
でも、家族がいるって、幸せですからね。
頑張ってください。

え？人間と犬をいっしょにするな？
次元が違うですか。
すいません、なな号、思い入れが強いもので....。

トリミング



1歳と1ヶ月のアメリです。
今日も、耳が裏返っていますねー。

昨日、2度目のトリミングに連れて行きました。

受け渡し口に着くと、アメリはびっくりするほど
ガタガタ震え始めました。

1度目は、わけもわからず、平気だったけれど、
ここでどういう事が起こったか、覚えていたんですね。

「頑張ってねー」とアメリに、ひと声かけ、
平静をよそおって、さっさと預けて帰ってきた、なな号、
終わる時間が来るまで、気がきではありませんでした。

こんな目で、見つめられると、なな号、弱いのです。
ジャイにも弱いです。
アメリの嫌がるブラッシング、できませーん。
情けないです。

だから心を鬼にして（大袈裟！）、プロに任せるしかないのです。
「強い子になってくれー、アメリ」などと、
家に戻り、ほっとしているアメリの背中に、
語りかける、なな号でした。