再び実家



台風も通り過ぎて、やっと晴れてきそう。

母の治療の付き添いで、先週から実家に来ているなな号。

４週間ぶりの母親は、前回投与した抗がん剤のせいで
帽子をかかぶらければならないほど、髪が抜けていました。

今の薬を続ける以上、髪の毛は生えてこないと
わかっていても、「私の髪は、いつ生えて来るの」と
つい、つぶやいてしまう母が不憫です。

その上、精神安定剤と、痛み止めを服用しているので
動作が緩慢、時には、ふらついてしまい、見た目が
かなり病人です。

経験のある人なら、ふらつきは薬のせいだから
たいした問題ではないだろうと、判断できるでしょうが
健康そのもので、そういう経験のほとんどない
なな号は、そんな母の姿に、けっこうビビリます。

そして.....

今回、実家に滞在中に、あるお通やに行く事になりました。

なんと、２ヶ月前に友好を暖めたばかりの友人が
突然死をしたのです。

その時の彼女は若々しく、健康そのものに見えました。
健康に問題があると言う話もなく、「死」なんて
まだまだずっと先の事のはずだった。

そんな同級生が、亡くなった。

いまだに、信じられません。

現在の状況を「あなたもそういう年齢になったのよ」と
言われれば、まったくおっしゃる通りです。

頭でわかっていても、現実を受け止めるのって
楽じゃないですよね。

「残りの人生、どう生きるのか、よく考えなさいよ」と
諭される日々が続いています。

私も数年前に唯一の家族であった母へ末期癌の告知をし、
半年後に見送ったと思ったら、翌年には同級生が二人も
自らその人生にピリオドを打ってしまいました。
一人は、学生時代、ほんとうに仲が良たものの、その後は遠距離で
年賀状くらいになっていましたが、年末に母へのお悔やみの電話を
もらい、久しぶりに話した二ヶ月後のことでした。

人生の後半戦に入って、こんな形で友人を亡くすのは、覚悟の出来
ていた母の死以上にショックな出来事でした。

「あたしゃまだまだがんばりまっせ。　なあ～桜」
桜・・「とうちゃんがんばれよ。はらへったー」

好むと好まざるとに関わらず、いろんなことが起きるのが人生だと思えば良いのではないでしょうか。
先のことは分かりません。
備えはしつつ、あとは自然体で行きましょう。

hideさん、まったく同じような体験をなさったのですね。
うちの母も、末期がんですが、本人は癌であるとしか知りません。

桜ちゃんに癒されでますね。私も同じです。

yukinyaaさん、そう、先の事はだれもわからないのですよね。
自然体を心がけようと思いますが、人間のできていない私は、その都度
ジタバタしてしまいます。
ネガティブにだけはならないよう、心がけています。

私は高校生の時に、中学時代の友人が予期せず亡くなりました

まだ10代半ばだったので、さすがにしばらく受け入れられませんでした

そして大学を卒業した頃にうちの旦那の同級生（私の2学年上）が立て続けに3人亡くなって、かなりビビリました

それも当時20代半ばでまだ若い人達が、様々な理由で・・・

私自身は持病持ちなのと、そんな経験もあり、いつ死んでも後悔しないように毎日過ごしていました

でも子供が出来ると、明日死んでもいいようになんてとても考えられないし・・・

生きているってすごく難しいですね

わっ、半端じゃない話ですね。そんな経験なさったのですか...
お子さんの為に、強く生きてください、Kあゆさん！

実は、私自身が疑いをかけられて昨年末から正月、そして今年は秋から精密検査漬け。
よくわからない症状のまま、一つずつ疑いを消していくのは少々辛いです。

以前から比べて少しずつ体力が落ち、体重も微減。
「何か気になることがあったらすぐに電話する」と知人の医師は言ってくれますが、そんな電話がかかってこないかどうかも不安がいっぱい。

思い切って好きな事をやれば良いのかもしれませんが、なかなかそうもいかないですね（笑）

頭髪の脱毛は頭部、頸部を冷やすと脱毛が止まると聞いたことがありますが、かなりの低温になるようです。
抗がん剤を止めれば生えてくるものだと聞きましたが・・・

お母様の治療のお付添い、そっと手を貸して差し上げるだけで心が休まると信じています。

失礼いたしました。

哲やんさん、なんだか自分が恥ずかしいぐらい、大変な思いを
している方がいらっしゃるのだと、再確認させられます。

軽々しい事は言えませんが、哲やんさんも、せめて早く原因が
解ってくれればと、思うばかりです。

温かいお言葉、ほんとうにありがとうございました。

お名前:

URL:

コメント:


Cookieに登録

http://www.ladyweb.org/studio75/blog/tb.php/1851