国内リーグ(Jリーグ)が大事かACLが大事か…

なんか、そういう議論(?)がまた起こっておりますな。発端は、セレッソ大阪がグループステージ突破がかかっているグループリーグ最終戦のアウェイ戦に、主力を帯同しなかったことか。ま、そもそも日本のクラブがグループステージ突破していれば、こういう話も沸かないんだが、今年はたいへん低調な戦績だったというフラストレーションも根底にあるだろう。

それに輪をかけて、オーストラリアのプレス(記者)の1人がなんだか大騒ぎしておるようで。ACLを軽視しているとか大会規則に反しているとか…大会規則に云々って、過去にもどっかのJリーグで何度も耳にしたフレーズだなぁ。
ま、この記者は以前も騒いでおったですね。

セレッソについては確かに、タイのブリーラム・ユナイテッドとのアウェイ戦・ホーム戦と同じような選手起用。
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=2836

このグループリーグ最終戦にグループステージ突破がかかっている大一番なんだから、もうちょっと主力を起用してもいいんじゃないか、、、とは私も率直なところ思うが、だけど、JリーグとACLとどっちが大事か…というような議論というか疑問提示は、それこそ疑問だな。大事っていえば、どっちも大事ですよ。だけどどうしたって重視しなきゃいけないのは国内リーグに決まっておるんじゃないですかね。降格だってあるしね。だからといって、ACLを軽視しているってこととは、話の次元が違うだろうと。
賞金の点でACLよりJリーグに力を入れてる…っていう視点も、どうですかね。確かにJリーグの方がはるかに大きい賞金なんだけどな。ACLがヨーロッパのチャンピオンズリーグみたいな賞金になったら、そっちに国内リーグより力を入れるのかといったら、それはごくごく一部のクラブでしょ。なんか、そんな議論も不毛のように思えるけど。

ま、日本はメディアからしてこういうのを抜け抜けと記事にするからな、、、全体的・総合的にそういうレベルっていうか。
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=2820

要は、日本のクラブがACLでも相応な戦績をあげればよいわけで、主力じゃない選手たちのパフォーマンスが口さのない向きを黙らせるものであればよいわけで、そういうことでしょうが。
いわゆる主力が起用されたって結果はまた別であって、主力じゃない選手たち中心の方が結果を得ることだってある。それこそがフットボールでしょ。
なんか、見る方も視野が狭いというか思考が狭いというか、余裕がないというか。
それもこれも、日本のクラブがだらしない(!)ことによるんだが。
とはいえ、メチャクチャたいへんですよ、ACLを戦うのって。そもそも、短期間のグループリーグ戦では本来の力とは別にいろんなことがあるわけで。望外の結果を得ることもあれば、予想外の落胆を味わうこともある。そんなん、ワールドカップでも同じでしょうが。加えて、前後の過酷な日程との関係もあるし、想定外の状況(事態発生)もあるし。
なんにしても、見る方も経験不足、識見不足なんだよね。

でも、しつこいがもう一度書かせていただくと、日本のクラブがだらしなくなけりゃイイわけで。
アジア(AFC=アジア・フットボール連盟)における日本(Jリーグ)のステイタスに関わるわけだし。
私だって大いに落胆しておりますよ。

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