この際、広島でも新スタジアムに向かわないかと…
2011.06.05
サンフレッチェ広島が、8月13日のホームの試合をホームスタジアムの広島ビッグアーチで開催できなくなっているとのこと。この日は名古屋グランパスを迎えての一戦らしい。
原因は、広島ビッグアーチでコンサートが入っており、しかしコンサート自体は8月20日なのだがプロモーターが早々に8月11日から23日を押さえてしまったという。コンサートは1日だけなのに何でそんな長い期間押さえる必要があるのかわからないが、これはまずは管理者(広島ビッグアーチは広島市のもので、指定管理者として広島市スポーツ協会が運営しているそうです)も相当に手抜かりが過ぎるというかマヌケな話だ。Jリーグの試合が基本隔週入ることはわかり切っていることで、どこでもグランドや施設使用でよくある話だが既得権というものがあるわけで、「管理者」がそこを調整する能力くらいなくてどうすんの。あまりに無能が過ぎる。
で、サンフレッチェとしては広島スタジアム(現在はネーミングライツでコカ・コーラウエスト広島スタジアムと言うらしい)での開催を検討しているそうだが、昔もしばしば広島スタジアムでやってたよね。観客席が足らない(キャパが1万5000に満たない)ので仮設スタンドの設置とかをJリーグと詰めているらしいが、そこはやってください。
言いたいのは、これを機にサンフレッチェも、広島市も、そろそろ市内に近いスタジアム整備に意識が向かわないもんですかね、ということ。広島ビッグアーチはおそろしく山の中で、毎度サンフレッチェの試合を見るたびに、あんな山奥によく熱心にサポーター・観客が行くもんだなぁ(来てくれるもんだなぁ)と思わずにいられない。日本代表が初めてアジアカップで優勝した(1992年11月)記念すべきスタジアムだが、当時は約5万人収容などと思っていたけれども、今では4万人くらいでフルハウスでしょ。そこにサンフレッチェの試合で2万人も観客が集まった日には、本当に観客の皆さん立派って思うもん。しかも立派な器(うつわ)の巨大陸上競技場。そんなビッグアーチを無理に使い続けるのは、観客にとってもサンフレッチェにとっても無理っていうか無茶だとずっと思ってるんだが。スタジアム新設でなくても、例えば広島スタジアムを改修するとか、もうちょっと市民が行きやすいスタジアムを用意することを真剣に考えてみてはどうだろう。元々広島はサッカー熱の高い地域なんだから、できたらフットボール専用スタジアムが望ましい。近年とても魅力的なフットボールをやってるんだから、専用スタジアムでもっともっと観客を楽しませることができるんじゃないか。
サッカーは20~30試合しかできない、、、(←それはJリーグの試合数だろう。スタジアムを使うのはJリーグだけじゃないんだよ!!!)なぁ~んて暴言かましていた市長も替わったことだし。
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