ジャイ



2年前、生後2か月の愛犬「ジャイ」を連れ、私は初めて
動物病院に行った。

そこには、いかにも動物が好きでたまらなくて、この仕事に
つきましたという感じの、看護婦さんがいた。
診察の順番が来ると、ジャイを抱きながら、多少緊張気味に
待っている私に、彼女はにっこり微笑みかけながら、
やさしい声で、「ジャイのおかあさん」と呼んでくれました。

「お、かあさん...？！」その言葉にひどく抵抗を感じ、動揺した私は、
その時どんな顔をしていただろう。

＊ at home

なんて無邪気な表情をしているんでしょう。
Ｋ「これって子供の頃の写真だよね」
Ａ「違うよ、最近の写真だよ」
Ｋ「え！？　ホント！？」
赤ちゃんに見えてしまうほど、無防備な表情ということでしょうか。

正解は、「ほんの子供」です。今も私のひざの上で、ねこのように
丸くなって、ぬくぬくしながら寝ています。

息子が親の言いなりにならなくなってきた。それまでは犬より子供がかわいいと思っていたが。今は過保護的愛情の矛先が犬にかわりそうだ。

いやいや、ジャイは大人になったよ。
凛々しい顔してる。
あの人見知りのジャイはどこへやら？

残念ながら、ジャイは今も人＆犬見知り。「かわいいー」と
寄って来てくれた人にも吠えるか、後ずさり。とほほ...

天使です。

うわぁ〜、ペロォさん、何でこんなにさかのぼってくれたのですか。
しかし、10年以上経っても、私大して変わらんこと言ってます。

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