台風＆読書の秋



友達から借りていたのに、なかなか読めなかったこの本。

なんと、借りたのは6月でした。
ゼロ戦がどんなにすばらしいかの説明や、戦闘の描写が出てくる度に
つまづいていました。

なぜでしょうね。

元々、飛行機や車にはあまり昂らないし、戦争に（格闘技も含み「戦うこと」）
拒絶反応があるからでしょうか？

ところが、残り1/3になったら、すごい勢いで引き込まれ
あっという間に読み終えました。

評判通りの、すばらしい本だと思います。


実はなな号、恥ずかしながら、人間魚雷「回天」や人間爆弾「桜花」を知りませんでした。


人間爆弾「桜花」を戦時中日本の新聞では、ロケット機「神雷」と
呼称していたのに対し、連合国側からは日本語の「馬鹿」にちなんだBAKA BOMB
つまり「馬鹿爆弾」なるコードネームで呼ばれていたなんて...。

この兵器に乗り込み亡くなった方達を思うと、泣かずにいられませんでした。

特攻は、ゼロ戦だけではなかったのですね。


人の命をなんだと思っているんだ！


この歴史的事実を後世に伝え、人間の愚かしい行動を
繰り返させない為にも、読むべき本だと思いました。

いや今の日本の官僚も、似たような危険性を持っていると言えるかも...

この戦争、大昔の話ではないことを自覚するべきだし
メディアが、人間心理を煽ったり操作できる怖さを持っていることも
知っているべきですよね。

メディアが日本国民を戦争に導くことに、多いに加担したのだから。

「日本に近い外国、サイパンでお買い物〜」なんてはしゃぐのは自由ですが
こういう事実も日本人として、知っているべきかなと思いました。


なんだか、熱く語ってしまった。

いつものなな号らしくなぁ...




※今日のお楽しみ

で、変わりばえしない写真ですみません。

台風のせいでお散歩に行けず、ふてくされるアメリさんです。





大丈夫！きっと明日は晴れだよ。



あ、ほらっ虹だよーっ！





カメラを持っていなかったから、家に戻ってからあわてて
消えかけの虹を撮影したなな号でした。

きれいなアーチをお見せできずに残念です。

零戦（れいせん）と聞いただけで思わず筆をとりました。
鹿児島鹿屋基地の零戦の操縦席にも座りました。
プラモデルも3つ作りました。
ラジコンも持ってます。
でもディアゴスチーニの零戦は
トータル十数万かかると知って途中で断念・・
あ、それと自衛官の娘さんと結婚しました。
靖国には足を向けて寝れません。

そうだったんですか、ペロォさん！！！
へぇ〜〜〜。

ディアゴスチーニの零戦ってなんでしょ？？

ディアゴスチーニは書店で売ってる月刊のおまけ付き書籍です。
毎月購入しておまけのパーツを組み立てていくものです。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0906/09/news106.html#l_ts_zero010.jpg
初回のプロペラだけ購入しました。。

お〜〜〜っ、すごいですね。こーれーは男子が喜びそうです。

プロペラだけでも絵になりますね、カッコイイわ！

とうとう読みましたか～

実は・・子供の頃プラモデルにはまっていた私です

というより工作機械系が好きだったんですね

あの頃・・男の子に生まれたかったのよね。。

へーえ、そうだったのですか5sayoriさん。
で、5sayoriさんもお読みになったのですね。

昔、介護の仕事をしていた時に「オレは昔７３１部隊にいた」と告白してくれた方がいました。夜勤で巡回すると、ベッドの上に座ってうなだれて苦しそうにしているその方を何回か見ました。「今でもマルタのこと思い出す」とのこと。眠れない夜も多かったのでしょう。その方の苦しみや孤独をやわらげるために私にできることは精一杯明るく接して冗談を言って笑わせることしかできませんでした。「マルタ」とは旧日本軍が人体実験に使っていた外国人捕虜の隠語です。森村誠一が本に書いてかつて話題になりましたが・・・。あってはならないことが戦時下では起きます。人間として知るべきだと思います。

うちの母は終戦記念日になると、よくスイトンを作っていました。
昔は空襲があると電気を消したものだという話を毎年 聞いていました。
東京大空襲を疎開先の栃木から見たという話も定番でした。
そのせいか同級生よりも戦争をリアルに感じていました。
同年代に体験者から直接 聞く人はあまりいないと思うので、良いことかもしれません。

親孝行に連れていったディズニーシーにてレーザー光線を見て
空襲を思い出すと呟き、周りの人を一気に暗くさせた そんな母親ですが。。

てつははさん、そうなんです、日本人として知っておかなければならないと思います。
日本人はそういうことを隠したり、うやむやにしたりが多過ぎます。

O次郎さん、お母さんから聞けたリアルな体験話は貴重だと思います。

「ディズニーシーのレーザー光線」にもそういう反応になるというのは、本当に焼き付けられた辛い記憶ということなのでしょう。

そんな昔の話ではないという事なのですよ！

久しぶりにコメントします。

人間魚雷「回天」や人間爆弾「桜花」の話は私は高校生の頃に退役軍人の回顧録の様な手記で読みました。その後その兵器をテーマにした小説などが話題になる事が何度かあった様ですが、その多くが悲劇の人間ドラマに描かれる事が多かった様です。現在公開されているスタジオジブリの宮崎駿監督の「風立ちぬ」と百田尚樹氏の「永遠の０」はある意味対極にある解釈にあるとも言われています。なので「永遠の０」がいかなるテーマで書かれているのかは私も関心を持ってそのうちに読んでみたい小説なのでありますね。

なな号さんがおっしゃっている様に、それは日本人として知っておかなければならない歴史の記録だと思います。

蒼硝子さん、お久しぶりです。コメントありがとうございました。

「風立ちぬ」と「永遠の０」はある意味対極にあるとは、どの部分の事を言っているのかわかりませんので、是非「風立ちぬ」を見たいと思います。

おおっ！　やっと読み終えましたかーｗ

本当にいろいろなことを考えさせられる本だと思います。

そして、ゆるせん！という気持ちにもなりました。

戦争は絶対悪。

泣くのはいつも弱者です。

現在、私の「人にオススメしたい本」№１です。

14日、あのお方にも買って持っていこうかなｗ

そーなのよ、きよぞう、やっとなの。でも後半は一気に行きましたね。
あの本が評価される理由が本当にわかったよ。

感想は、同じ。ゆるせんっ！！がまず1番だった。

いいんじゃない。14日に、会えるならば、絶対読ませたいね。
私のは、借り物なんだわ。

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