ピッチサイズ107m×71m。

これは国立競技場のいわゆる芝生の縦横サイズ。フットボール(サッカー)のフィールドが国際試合で標準105m×68mなので、両ゴール裏に1mずつしか芝生がない。だから人工のグル―ンベルトを敷いて誤魔化して(?)いる。

私はこれが非常に気に入らない。というか、かねてよりずっとずっと非常に残念に思っている。何故ゴールマウスの中が全て芝生(天然芝)でないのか。ゴールラインの外で天然芝がすぐ切れてしまっていて、妙な敷物(?)をしないといけないのか。何より選手たちが危ないし、見栄えも非常に極めて悪い。ぶっちゃけ恥ずかしい。
つい先日のEURO(ヨーロッパ選手権)でも、多くの人がTVで観戦したと思うが、確かに陸上競技場での試合も少なくなかったが、ゴールマウスの中の全てが芝生で敷き詰められてないということなんて当然皆無だったし、ゴールラインの外に緑色の何かを敷いてるなんてみっともないことは当然なかった。当たり前だ。
107m×71mというピッチサイズは、これでも2002年のワールドカップが開催された後に拡幅されたものだ。それまでは106m×69mなんていう、ゴールラインの外、タッチラインの外は、すぐに芝生がなくなるという仕様だった。そこを拡幅してくれたのだが、悪いがまだまだ不十分なことこの上ない。
全国の陸上競技場は陸連の第一種公認を受けるために、陸連が定めた規定に従う。中にはそれ以前のまま、106m×69mのところもまだ非常に多い。じゃぁ、2002年のワールドカップの時はどうしてたかというと、特別対応で110mにピッチを伸ばしていたというわけ。ファイナルを行った横浜国際総合競技場は、FIFAの要請で特に115mくらいにしていたはず。それもワールドカップが閉幕すると、さっさと(実に迅速に)芝生を削ってしまった…とっても悲しかった。
ま、タッチラインの外は現行の71mでもまぁいい。問題は107mの方。せめてあと1m、108mにはして欲しいし、陸連も認めて欲しい。何年か前に日本サッカー協会が策定した「スタジアム標準」「ガイドライン」でも、サッカー場でない多目的の場合は「108m以上」を「クラスS」としてたはず。

ちなみに陸連的には、このトラックの中のピッチは「投てき用芝生」っていう扱いなんだな。しかも、「投てき用芝生は」「延長最大106m×69m」としている。条件に適合した場合は「延長最大107m×71mまで認める」のであって、「延長を認める競技場の数は全国47カ所以内」しか認めないんだ。。。ふ~ん、その「全国47カ所以内」っていうのは知らんかったな。
でもこれ、日本の陸連の規定がおかしいんじゃないか?? 世界各地の陸上競技場ではこんなことないぜ。タイッチラインの外はトラックまで芝生があるし。トラックの中は全部芝生だったりすることもある。世界陸上とか、陸上競技の国際大会が海外で開催された時には見て欲しい。
国立競技場が改修されるに当たって、是非この辺も議論していただき(全国各地の陸上競技場は国立競技場にならえ、という傾向が強いので)陸上競技場とはいえ、国際的におかしくないピッチサイズになって欲しいんだが。そこが変わってこそ、ようやく、日本はフットボール・ネーションになるんではないか。

そうそう、横浜国際総合競技場も最近は陸上の国際大会で使わないね。TOTO陸上も、もうすっかり川崎の等々力だ。国立競技場の改修が終わったら、多摩国体のための味の素スタジアム(東京スタジアム)もあることだし、川崎の等々力も陸上競技場として改修するわけだし、そんなに第一種の陸上競技場ばっかりあってもしょうがないだろう。横浜国際総合競技場はフットボールスタジアムに改修しませんか!?

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