久々にアウェイらしい試合でしたな。

ワールドカップ3次予選、ウズベキスタンとアウェイでドロー。

久々のアウェイでの敵地感を満喫(?)したかな。その雰囲気に一番押されていたのは、実は実況アナウンサー(私はNHK-BSで観ていたが)ではなかったか。やたら危ない!と絶叫し(そんなに危なくないのに)攻撃の可能性や試合の流れの話はできず、やたらと守備で身体張ったら誰それが奮闘したと流れぶつ切りで強弁したり(その前のミスには触れず)…観ていて(聞いていて)非常にストレスというかフラストレーションというか、ネガティブモードにさせられる実況だった。何も無理にアゲアゲにしろと言うのではないが、プロフェッショナルらしい状況を普通に判断できた実況中継を願いたいもの。
スタメンに阿部勇樹がいると聞いて、阿部をアンカーに入れるのかと思ったら、スタートでは長谷部を(1列上げて)2列め3枚の中央に置いて、遠藤保仁と阿部勇樹のダブルボランチだった。それがどうも有機的でないと判断したか、前半途中から阿部をアンカーに変更したようなことを実況では言っていたが。ザッケローニ監督就任後初めてのアウェイということで、それに対応した戦略をとったのかもしれないが、効を奏したとは言い難く、むしろ失敗(?)という感がする。イタリア出身のザッケローニ監督、アウェイ戦ということでちょっと考え過ぎではなかったのだろうか。
前半比較的早い時間帯に何かわけのわからんゴールを許して(川島、ブラインドだったの??)嫌な流れではあったし、その後もゴチャゴチャ苦労したが、ゴールの匂いはあったので特に大きく心配することなく見つめていたらも後半に追いついてドロー。デキは全然よくなかったが、やはりピッチ状態が悪いんだろうな…パス出しやターンやドリブルや、もちろんシュートも、何かやりにくそうだしテンポ悪い。それとどんどん滑って(スライディングして)ボールを奪おうカットしようとしていたが、それも日本選手だけでなくウズベキスタンの選手も同様だったので、やはり(ウズベキスタンの選手にとっても)ピッチがよくないんだろう。
遠藤保仁はやはりフィジカルコンディションが悪いんだろうな、、、動けてないもんな。試合終盤では無理してコーナーキックを蹴っていたが。来月のホームでのタジキスタン戦は遠藤抜きでやってみて、ここのプレーメーカー、レジスタ役のバックアップを探しては(テストしては)どうだろう。
センターバックの今野だが、今野の読みとカバーリングとパス出しは日本のディフェンダの中では非常にクラス高いのだが、やはり上背とサイズがないのは、東アジアや東南アジアのチームとの対戦ならば問題にならないが、こういう大柄な相手ではやはり不利かもな。
しかしウズベキスタンの選手はファウルにならない(ファウルを取られない)程度にゴチゴチ、ゴツンゴツン、身体や足をぶつけてくるね。ありゃやりにくいだろう。ファウル取られなきゃいいっていう向きもあるかもしれないが、アジアじゃ通用するかもしれないがインターナショナルにはかえって不利だと思うけどなぁ。
この程度の相手に、アウェイとは言え黒星をつけられなくてよかった。十分に逆転できる試合だったが、そこまでは無理だったか。そこまで無理攻めすることはないのはわかるし…そこで逆にリスクも生じてくるから。ザッケローニ監督も、イタリアの監督らしく試合のクローズ地点の設定が明確。アウェイで勝点1ポイント獲得でよしとするかね、ちょっとすっきりしないけど。

で。地上波TVの視聴率(日本テレビ)は20.9%だったとのこと。ワールドカップ本大会や最終予選ではないので、NHK-BSでも中継されたし、23:00キックオフではこんなもんか。瞬間最高視聴率も前半終了時頃のようだし。追記しますと、NHK-BSの視聴率は前半4.3%、後半4.0%だったとのこと。やはり、まぁ高いんじゃない。
また、一昨日(5日)夕方のNHK総合(地上波)でオンエアした「なでしこ」のオーストラリア戦の視聴率は、前半14.1%、後半が19.7%ということらしい。いやぁ高い。同時間帯だった1日のタイ戦から5ポイント前後もアップしておる。何だかすっかり、在宅層に見てもらえる形の訴求・浸透ができてしまっているようだ。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/459

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

<<前月 2024年05月 次月>>

New Entries

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ