20年前の今日、日韓ワールドカップ開幕の日。

本日(5月31日)から怒涛の(年代別を含めた)ナショナルチームの試合連チャンの日々が始まるが、A代表の4戦は全てTVerでもライブ配信されるとのこと。
ライブ中に巻き戻しができる「追っかけ再生」対応…だそうだ。
具体的には6月2日(木曜日)のパラグアイ戦、6日(月曜日)のブラジル戦、10日(金曜日)のガーナ戦、14日(火曜日)のチリまたはチュニジア戦、この4戦。
こちらが、その特集ページ…らしい。

サッカー日本代表 怒涛の4連戦LIVE配信
https://tver.jp/specials/soccer-spr22/4consecutive

「追っかけ再生」には「TVer ID」への登録が必要とのこと。登録は無料らしいが。

さて、20年前の5月31日は日韓ワールドカップが開幕した日。金曜日だったな。

開会式と開幕戦(フランスVSセネガル)はソウルで行われ、この日は日本での試合は無し。日本での初戦は翌6月1日昼間のアイルランドVSカメルーン(@新潟)だった。私の知り合いがこの試合を観戦に行ったので、雰囲気とか盛り上がりとか、早速いろいろ尋ねたことを思い出す。カメルーンのサポーターが陽気でフレンドリーで、スタジアムへ向かう道中、とても楽しかったそうだ。
5月31日の開幕戦の夜は新宿で会議があり、その流れで新宿駅近くのレストランだかビアホールだかで何人かと会議の続きのような、ご苦労さん会のような、そんなシチュエーションで、大型スクリーンでは開幕戦を流していて店内の雰囲気も結構な熱を感じた。それは意外なほどに。
実はその店内の隣のテーブルで、何人かのグループの会話で、ある人がちょっとサッカーには興味がない風情を醸し出していて、他の人が自然に盛り上がっている中で、サッカーって点が入らないからツマラナイ…みたいなことを言っていたもんで、(あくまで私と同席のオジサンたちに向かって)ゴールが入りにくくしてるんですよ…ゴールでないと試合を楽しめないところが日本人の…ゴールだけでない部分を見られたり読める(わかる)ようにならないとスポーツ文化として…云々などと、ちょっとゴタクを並べた覚えがある(苦笑) 若気の至り、ってやつですかね(笑)

正直、日本の試合以外でどれくらいTV視聴率を取れるかとも若干不安も感じていたが、翌日・翌々日の試合中継で映し出される雰囲気とスタジアムの模様から、これは意外と(予想以上に)盛り上がるかも、、、と思ったら、週明けの凄まじい盛り上がりと視聴率連発だった…という次第。
まぁとにかく、盛り上がりは凄かったし、TV視聴率も凄かった。今じゃ到底想像もできないでしょう。

ちなみにこちらは、当時不定期コラムだった連載記事の2002年6月5日付けの冒頭部分…

> ワールドカップの話題が世間でも持ち切りです。地上波TVの視聴率も、連日たいへんなことになっています(私はTV観戦する時はスカパーですが)。日本戦以外は視聴率が心配、などといっていた各TV局は、思いがけない嬉しい状況でしょう。
(中略)
> また、普段はサッカーに見向きもしない方々までも、「世界のサッカーは面白い」「サッカーってこんなに興奮するものだったんだ」と、口々にそんな感想をもらしてくれています。なぜこれまで毛嫌いしてサッカーをまったく見ようとしなかったのか理解できませんが、でも、そういう感想を持ってくれただけでも、ワールドカップを開催した意義があったかもしれません。

実はそのコラムの中でも、こうもシタタメテおりましたね(笑)
よほど、その5月31日夜の新宿の飲食店での件がイラっとしていた模様だ(笑)
ま、確かにその場面の光景は結構鮮明に記憶してたりする。サッカーって点が入らないからツマラナイ…と言ってた人の風情もね。仕事帰りらしい女性だったな。
あ、そちらのテーブルと雰囲気悪くなるようなことはしていないので、ご安心を。

> サッカーは得点シーンが少ないからつまらない、という意見や、得点をした時にあんなに大袈裟に喜ばなくてもいいのではないか、という意見も時々耳にしますが、得点をあげることの難しさと、その面白さと、そこからくる痺れにも似た感覚、そして相手ゴールマウスをこじ開けて得点をもぎ取った時の抑えようのない歓喜を、わかっていただけつつあるのではないかと思います。

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