ワールドカップ・アジア最終予選、懸念点が次々に露呈され、意外でもアップセットでもなく論理性ある敗戦。

昨夜の日本時間2:00AMから行われたアウェイでのサウジアラビア戦。ご存じのとおり、70分あたりでバックパスが相手への絶好のスルーパスとなるトンデモナイ失態で失点。そのままゴールを奪うことができず0-1の敗戦。
このワールドカップ・アジア最終予選、これで3戦してオーストラリアとサウジアラビアに6ポイントもの差をつけられる展開となった。
スタメンは確かめるまでもない、いつものメンバーと並び。右サイドが伊東純也も久保建英も堂安も居ないので浅野拓磨だっただけ。
この最終予選が始まってからの日本の攻撃力は非常に低い(酷い)が、そしてサウジアラビアもなかなか強いが、それでもアウェイとは言え負ける相手ではない。それなのにごく普通であるかのように敗戦。そこに意外性も何も無く、そうなる可能性が低くないんじゃないか…と想定していたことがリアルにそうなっちゃうんだから、ある意味こちらも拍子抜け(?)の感覚。

失点に繋がったシーンは柴崎岳の凡プレーだが、その前にも柴崎はセルフジャッジでボールを奪われてゴールキーパーの権田が1対1でファインセーブで失点を防いだシーンを作ってしまっていたし、そもそも前半から明らかに狙われていた。ウン、私が対戦相手でも狙い所だな。
失点即、柴崎を守田に交替したが、どうやら交替準備はしていたらしく懲罰交替ではなく、交替のタイミングが遅かったとは思わない…というのが森保監督の弁らしい。
何を言っておるんだ、、、前半で交替させるレベルだったろうが。
スポーツ紙によると森保監督はその他にも、ベースと方向性は間違っていない…などとコメントしているようだが、結果としてではなく内容として、どこが間違ってないと言えるのか、その感覚を疑う。強弁して見せているのではなく本気でそう思ってるんだったら、即刻辞任して欲しい。感覚が狂ってしまっている。
で、挙句は、もし間違っているなら皆さんに指摘していただければ…だそうな。何を言っておるんじゃ、この御仁は。

その柴崎の凡プレーに関して、評論家の某氏は柴崎を気の毒にさえ思う…とおっしゃる。つまりチームとして緻密さが欠如している、緻密な指導ができていない…と言及している。
私は柴崎を気の毒とは微塵も思わないが(ああいう追い込まれた状況で何がなんでも繋ごうとする…バックパスしてでも…というのは、日本のフットボールの幼少期から浸み込ませてしまった悪癖の問題でもあるんじゃないか??)緻密さを指導できていないという点は同意だ。
システムができてない。
日本は旧メディアも含めて、すぐに個人能力か組織戦術か…みたいな相反する事項として話を展開しようとするが、個か組織か…じゃなく、現代フットボールはシステムを軽視していては勝てないんですよ。そこをないがしろにして、個の能力が向上したからと言って、それに胡坐をかいてきたのが日本代表。昨夜の試合のサウジアラビアの方が、よほど戦術性が高かっただろ。
そのうちアジアでも勝てなくなる恐れがあるんじゃないか、、、と、これまでスポーツ科学の方々に言われたことがあったんだが、その時の着眼点は戦術やシステムのことではなかったものの、その言葉が現実のものになりつつあるかも…という自己嘲笑が浮かぶ今日の心持ちだ。

大迫は前半2度、後半1度の決定機にマウス内にシュートを飛ばすこともできない。スルーパスが走り込んでいる足元に入っても、相手センターバック2枚に寄せられて来るのにスピードアップもしない(むしろスピードダウンしてる)なんてフォワードが、天才的なフィニッシュスキル(ディフェンダーに追いつかれてもシュートを打つことができるマジシャン的ワザ、技巧)でも無い限り、ゴールを決めることができるわけないだろう。
そんな大迫を90分使う感覚も理解できない。しかもトップで。ポストプレーやボールのおさめは仮に現在でもまあ優れていたとしても、フィニッシュする能力なりパワーなり火力が減退しているんだから、使いたいならシャドーの位置に置きゃイイじゃないか。そして最前線は走力もあり動きと身体にキレのある、イキのいい選手、今ゴール感覚が優れている選手を起用すりゃ、この試合でもゴールは奪えている。

最終盤、個人の単騎突入が増えてきて、こりゃダメだわ、、、追いつける空気ゼロ、、、事故すら起こせそうにない、、、ってな感じでしたよ。

さて、これでも何も変えないんですかねぇ。。。

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