アトラクション



ご存知の方は多いと思うが、ラスベガスではたくさんの
アトラクションを、無料で見る事ができる。

私のお気に入りのひとつは、ベラジオというホテルの
まん前で行われる、巨大な噴水のショーだ。

音楽に合わせて吹き上がる水は、うっとりとするほど
優雅な動きを見せ、クライマックスには力強く、
観客が一斉にどよめくほどの高さにまで上がる。

しかも、落下してでる水音は、その落差により、
大玉の花火が打ち上る時のように、まわりに鳴り響く。

スケールのすごさと、美しさを同時に堪能できる、
最高のアトラクションだ。

アメリカのお手洗い



何十年も前に初めてアメリカに行って以来、ずっと
気になっていることがある。

それは、お手洗いのすき間。

足もとの30センチほどのすき間は、さすがにもう慣れたけれど、
ドアのすき間はいつまでたっても気になる。

どのお手洗いも、その気になれば（その気になる人なんか、
いないだろうけど）絶対中が見えてしまうくらいのすき間が
あるのだ。

だれも気にならないのかな。まあ、もし気になったとしても、
私のように、わざわざトイレの中で写真を撮る人はいないかもね。

いきなりくだらない話ですいません。でも気になる。

ラスベガス



「ただいま、ジャイ」

「なんだか、ずいぶん長い旅だったね」

「うん、実は香港の後、ラスベガスに行ってきたの」

「え！帰ってきたと思ったら、なな号、1日でまたいなくなったから、
変だと思ってたんだ、なんだよ、ひどいじゃないか！」

「ごめん、ごめん、ちゃんとおみやげかってきたからさ」

「えーっ、やだよ、キラキラのひげの付いたタマネギ
なんていらないよ」

「違う、違う。これは有名なフラミンゴというホテルの
ネオンサインなの、ジャイのおみやげじゃないよ」

「そうなの、変なものがあるんだね、ラスベガスって」

パリの犬（13)



このわんこ、パリに着いた初日に、なな号が泊まった
安宿にいたんだって。
まるで自分の家みたいに、ホテルの中を気ままに歩いて、
お客さんに頭をなでられてたってさ。

当然、なな号もそいつの頭、なでたんでしょって
聞いたら、「うん。かわいかったけど、臭かった」だって。

　　　　　　　　by ジャイ

パリの犬（12）



これ、シャンゼリゼ通りのど真ん中で撮影したって
なな号が言うんだけど、ほんとなのかな？
この、建設現場が似合いそうなおじさんとわんこも、
なんかマッチして...いないような...。
僕の独り言だから､聞き流して。

おじさん、すごくいい人だったんだって。
でもなな号、最初は、声かけるのもびびってたらしい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by ジャイ