競り合いをすり抜けてボールを突破したら、なんでもかんでも体幹で括るのはいかがなものか…

まぁ毎度のことなんだが、先週末のJ1の某試合を視ていたところ、フィジカルとデュエルの強さを持つセントラルミッドフィルダーに対して、体格的には小柄な選手が身体の接触の末に(とはいえ激しいボディコンタクトではなく)見事にボールを持ちだして突破したシーンでの実況、、、体幹の強さを見せました…的な。。。
いやさ、そりゃ体幹もあるんだが、何か他の競技のようにブチかまし合いをするわけはなく(それだとフットボールじゃないしな…)身のこなし、身のひるがえし(私的には旋転と言わせていただくが…)とかアジリティ、スピード、技巧、スキル等々が伴って突破したわけですよ、それをあまりに単純に体幹という表現で括ってしまいますかね。

そんなこんなで、とにかく日本人っていまだに中途半端に何でもかんでも体幹で括ってしまう。体幹って言葉を使えばオッケー(?)みたいな、、、知ったかできる…みたいな、、、そんな感じだな。
そういう大雑把な、単純すぎる捉え方じゃハナシにならんわけですよ。
似たようなこととして、強さ(強さを見せました…)っていう表現も昔から多いなぁ。
強さが古典的なタームで、近年の単純タームが体幹、、、そんなところだろう。
ちなみに前述した某試合の実況アナウンサーはこのシーンに関して体幹の後、強さという言葉も(念押しのように)使っており、単純化タームのコンボをかましておりました(苦笑)
もうちょっとレベル上げましょうよ。
アナウンサーもなぁ。。。
地方TV局のサラリーマン・アナウンサーだとしてもね。プロフェッショナルな試合中継を提供してんだぞ。素人レベルでどうする。。。

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