元日ファイナルは今年で最後??

2011.09.08

天皇杯全日本選手権のファイナルは、もう40年以上も元日ファイナルで定着しているが、年間カレンダーを検討する中で、来年大会から元日ファイナルでなくなる可能性があるらしい。そういう議論がされているとか。

要は、あまりに「カレンダーが」過密すぎるということ。それは何年も前から関係者だけでなくファン・サポーターの間でもしばしば大きな議論になってきた。年間試合数もそうだが、試合数だけの話なら、ヨーロッパではもっと試合数が多いじゃないか…ヌルいぞ、、、なぁ～んて反論する向きも出てくるのだが、単に試合数のことよりも、選手たちがオフを全くとれないということ。それは選手たちの疲労やケガにも繋がる。そこで、どこを（何を）調整するかとなった時に、元日ファイナルを移動するしかないという案も出てくるわけで。
元日ファイナルでなくなると寂しがる方も多いのはわかるし、まがりなりにもNHKが必ず全国放送していてそこそこの数字をとっているわけで、世間の目が集まる機会を自らなくすのはどうか、という意見もあるだろう。それはとってもわかるのだが、ここはやむをえないのではないかと思えたりする。Jリーグの最終戦が12月の第1週にあって、そこからさらに天皇杯の試合が何試合も続くのは選手はキツい。ヨーロッパ諸国でもカップ戦はファイナルのみ1試合がリーグ終了後1～2週間内に開催されるが、そういう風にするしかないかなぁ。元日は公式戦ではないけれども、何か別のイベントを考えてみるのはどうだろうか。。。その元日イベントが、NHKが全国放送してくれるものになるかどうかは、また別の問題だが。

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