マジョルカがレアルを倒した一戦での約30分間のプレーはどうだった??

インターナショナルマッチ・ウイークが明けて、リーガ再開でレアル・マドリードをホームに迎えたマジョルカ、日本時間本日早朝に行われた試合。現地では土曜日ですね。久保健英は木曜日にクラブも合流して、戦術的なトレーニングに参加できないままこの試合を迎え、ベンチに控える。
マジョルカはキックオフ早々、6分あたりでレアルのアンカーのカゼミーロの脇を突いて素早く前線へ展開し、左サイド寄りからカットインして見事なショットを沈めてまさかの先制。カゼミーロの両脇を突かれるとレアルの最終ラインは深めに引いてしまうのだが、これでいいんっすか…と思うが、先制点を許した後も同じような展開から(今度は浮かしたボールからだったが)右サイド寄りからのショットがゴールポスト直撃、マジョルカの追加点が生まれそうな場面も。前半はそのまま1-0で終了。

後半になるとさすがにレアルが押し込み、マジョルカもカウンターからヘッドが遅くも際どく外れる場面もあったが、このままだとレアルにゴールを奪われるのは時間の問題かと思っていたら、59分あたりに久保がピッチへ。これまでどおり中盤右に入る。
マジョルカは4-4-2のラインをきっちり引いてレアルの攻撃に対応し、久保もそこをよく理解したポジショニング、対面するマルセロに相対しても無暗みプレスをかけに行かず、守備的戦術理解もあるところを見せる。
それでもやや前がかりに出てしまうのがよかったのか、いや、攻撃を見せることも不可欠なんだが、左サイドまで出張ったり、ちょっと見てるこっちがヒヤヒヤしたり(レアルのカウンターでは他の選手が久保の位置を埋めたり…)ま、左サイドで上手くコーナーキックを獲得したあたりはよかったんだが、その後が自軍エリアでボールロストが何度が。特に、前をレアルの選手2枚に塞がれているのに間を抜こうとするドリブリングして簡単に奪われたシーンはオイオイ…っていう感じだったんだが。
試合の方はマジョルカが1点を守り切って勝利。地元では大騒ぎだろう。久保については、ピッチに入った直後は安定したプレーぶりだったんだが、その後は段々と不安定なプレーが頻発し、チームにマイナスになりそうなシーンもあったのはぶっちゃけ印象よくないな。
元々レンタルでマジョルカに合流してからも時間が足りないし、インターナショナルマッチ・ウイークに毎度毎度日本に戻すっていうのもホントに考えものだと思いますよ。

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