香川、いきなりスタメンのスペイン初戦。

そりゃぁね、未明にライブで視ましたよ。サラゴサに合流して間もないにもかかわらず、4-2-3-1の2列め中央スタメン。
キックオフ2分で、バイタルでフリーでボールを受け、ターンしながら(180度ターンする前に)見事なスルーパス、、、これは味方が際どく外してしまう。
続いて、中盤でボールを受け、ターンから右サイドへ浮かしたボールのサイドチェンジがズバリ。
その後も、右サイドの深いエリアへのスルーパス…は、味方が追いつけずゴールラインを割ってしまったが、このシーンでもスタンドから大きな拍手。明らかにクオリティの高さを見せつけていると言ってよいんでは。
右サイドからのグラウンダーの折り返しを、ターンしながらシュート(ディフェンダーがブロック)というシーンもあった。

サラゴサより対戦相手のテネリフェの方が地力は上回っていると思われ、サラゴサは防戦の時間が多くなってしまい、味方は香川に預けよう(繋ごう)とする意図ははっきり見えるんだがパスも不正確。選手の技量的にもテネリフェの方が上か、、、こりゃ1部昇格はなかなか厳しいかもな。。。
それでも前半終了間際、ゴールキーパーの左サイドへのパントキックを中央へ落とし、そのままドリブンリングからフィニッシュしてサラゴサが先制。これには香川は関与しておりません。
後半、、、味方のシュートのこぼれが香川の所に来たがトラップが大きくなってしまいチャンスを逃す。その後は短い持ち出しからの振り向きざまループシュートも見せたが、80分あたりで交替。ピッチを出る際に大きな拍手。
試合の方は終了間際にPKを得て、2-0の勝利。内容的には昇格争いの相手に押されていた試合を、香川効果といえるかどうかはわらないが、貴重な勝点3ポイント獲得。サラゴサにとっては大きな勝利となったろう。

香川については合流直後にもかかわらず悪くないパフォーマンスだったと思うし、周囲や現地、メディアの評価も上々の模様。クオリティは十分に見せたんじゃないか。ただ、試合を決定づけるプレー、チームの勝利に直結するプレーを今後どれくらい見せることができるのか(もちろんゴールも…)そこが肝心だし、そこが気になるところ。
香川については誰しもクオリティの高さを認めるわけだが、そして試合の中でも随所にそれを発揮して見せるわけだが、さらにそこから、勝負を決めるプレー、チームの勝点積み上げに明確に貢献するプレー、パフォーマンス、実績を直接的に表せられるか…という点なんで。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/3365

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<<前月 2024年11月 次月>>

New Entries

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ