冨安のボローニャ移籍が公式発表に。

メディカルチェックも済んでいるのにサインしないで帰国したらしい風な情報だったんで(その後、ローマも冨安を云々という噂も出たり…)どうなるんじゃない、っていう感じだったが、ボローニャ、シント・トロイデン双方のクラブから公式発表。
ディフェンダーがイタリアのセリエでプレーするのは長友以来だが、長友はサイドバックであるのに対してセンターバックである冨安がセリエに呼ばれるのは、これまた大きなエポックと言うべき。しかも20歳でセリエなんだから、移籍ステップアップ・プロセスの正道を進んでおります。

ま、実はボローニャは、ベルギーのクラブ・ブリュージュからデンスビルというセンターバックを既に獲得しており(この選手は26歳らしい)そっちが即戦力扱いかもしれないが、それでも冨安の移籍金はデンスビルの移籍金よりも高いらしいから、期待されていることは間違いない。

ボローニャに日本人選手が在籍するのは中田英寿以来っつうことで、2004年(2003-04シーズン)以来か?? 中田はこのシーズン途中、パルマからのレンタルでボローニャに加わったんだよな。で、ボローニャは中田を買い取れなくて翌シーズン(2004-05シーズン)はフィオレンティーナに、その次のシーズン(2005-06シーズン)はイングランドのボルトンでプレーしたのが現役最後のヒストリー。
以前(というか、もはや昔)「いちにち・ひとこと」なぁ~んていうダイアリーをやってたんだが、ボローニャ繋がりで懐かしくなって再読したんだが、中田がプレーした当時のボローニャ絡みの記事のいくつかをコピペしちゃいます(笑)(部分的にカットあり…)
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2004年01月13日(火曜日)
 何だかんだ言って、イタリアのメディアは中田英寿のことがお気に入りみたいだ。先日のボローニャでの初出場試合(アウェイでのレッチェ戦)でもって、中田を「今週のベストイレブン」に選んでいるメディアもあるみたいなのだから。
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2004年01月19日(月曜日)
 ボローニャVSキエーボを見ていてあらためて感じるのは、この試合は敗れたが、キエーボは本当にいいチームだなあということ。普通にぶつかり合えば、キエーボの方に分がありそうだ。
 中田英寿の加入したボローニャは、中田自身はもちろん、チーム全体が楽しそうにプレーしている感じが伝わってくる。それにしてもジュゼッペ・シニョーリまでもが中田を探してボールを預けるのだから、中田に対する周囲の信頼感は相当なものだ。
 イタリアのメディアも、侍が戻ってきたとか、偉大なプレイヤーだとか、中田の活躍が嬉しそうだ。
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2004年02月08日(日曜日)
 ウディネーゼとのアウェイゲームに臨んだボローニャは、中田英寿がなかなかの活躍ぶりだったが、アタランタからACミランそしてウディネーゼと渡り歩いてボローニャにやって来ている「ファンタジスタ系」と言われるトーマス・ロカテッリが、最近の試合ではひ弱ぶりが目についていたのだが、ドリブルで突進して相手GKとの1対1を落ち着いてアウトでゴールに突き刺して、「ファンタジスタ」ぶりの一端をようやく見せた印象だ。
 ボローニャは、最終ラインの守備もさることながら、中盤の低い位置の守備が、やはり心もとない。中盤を厚くして最前線は少ない人数で、中盤の低い位置から攻撃的に行こうとしているので、仕方がないかもしれないが。
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2004年02月16日(月曜日)
 ボローニャVSモデナは、「ダービーマッチ」らしい激しい攻防。残留争いポジションがより厳しいモデナの迫力と気迫が、若干ボローニャを上回っていたかもしれない。
 結果に結びつく目に見えるような貢献はなかった中田英寿だが、中盤の深い位置から逆サイドへ大きくサイドチェンジを通したシーンでは、スタンドから大きな拍手。ボローニャの観客は、ツボを実によく心得ている。
 何試合か前のボローニャVSキエーボでも、そうだった。中田英寿が一瞬のタメからゴールに結び付くラストパスを通したシーンは、シュートが放たれる前に、既にスタンドがドッと沸いていた。
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(コピペ以上…)

率直に言うと、私なんかはセリエを視聴するのが久しぶりに楽しみになってきた。
まぁね、なんだかんだ言ってセリエは嫌いじゃないわけっすよ。1990年代のセリエ黄金期を見てきた者としては。私らのようなオッサン、オジンはきっとそうだと思う(笑笑)

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