ボックスの中で密集していても、なんとかマウスにボールをおさめる技術・スキルがねぇ…

昨日のU-22そしてA代表の試合、両方を見て一番感じること。
U-22は灼熱の試合で前半なんとノーゴール。相手の身体を張った必死のディフェンスがあったとはいえ。後半、相手も疲れて8ゴールという結果に終わったが、前半あれだけ粘られようとも、1つくらいはマウスにボールを送り込めないと。ゴールマウス内におさめないと。
技術は高いんだが、ちょっとスペースができないと、いい状態でフィニッシュできないと、途端にこうなる。A代表もね。
ここをなんとかしないと、さらに1つ上には行けません。パンチのあるショット、ややレンジのあるショットもガンガン打てる選手が増えてきたんだが、その点では新しいフェーズに入ったと言ってよいんだけどね。

A代表の方は、こちらも前半はガンガン攻めるのにノーゴール。コロンビアを自軍に封じ込めていたように見えたが、ま、コロンビアのゾーン守備の試運転でもあったんじゃないか。イラン代表監督を退いて、コロンビア代表監督に着任したばかりのケイロス氏のことだし。
で、後半は日本のシステムの問題点を突いて、コロンビアが主導権を握り、そろそろ失点しそうだなと思っていたらPKを取られたと。テストマッチなんだからそこまでやるかどうかは考え方の違いだが、ベンチワークには差があったと言わざるをえない。それをピッチで実行できる選手のキャパも。地力に差があるというか。
それに対して日本のベンチは、選手を入れ替えただけ。もちろん、呼んだ選手のお試しにプライオリティがあったんだろうが、それでももうちょっと戦術的、戦略的な部分くらいは見せて欲しかった感じはありますね。森保監督は戦術修正ができない(そもそもどれほどの戦術があるんか??)とか固まるとか、そういう批判というか意見をお持ちの向きもおられるが、そういう向きの格好のネタになりそうだ。

途中出場の香川にやたらスポットを当てるが、確かに間違いなく技術は高い。日本で一番上手いクラスの選手ですよ。だけど、ちょっとねぇ。。。下りてきて組み立てして(展開して)前へ出て行ってフィニッシュを狙うんだが、肝心のフィニッシュの部分でああじゃぁ。。。コンディションが云々、試合勘が云々じゃないだろう、もはや。アディショナルタイムのペナルティエリア内での左からのグラウンダーのボールをピシッと打てないシーンなんか、アタッカーとは言えんよね。
香川が入ってから落ち着いたとか、サイドチェンジがよかったとか、そういう声も聞くんだが、あんなサイドチェンジのボールは普通だし、ボールスピードが足りないし、そこを求めるならシャドーの位置じゃないだろ。日本人(選手本人も)の大好きな「トップ下」じゃぁね…

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