芸者さん



生まれて初めて、お座敷で芸者さんの踊りを
真近で拝見した。

一般的な日本舞踊とは、踊り方が違うのだろうか、
手つきとか、身のこなしが色っぽい...ような気がして、
「ほーっ」と心の中でつぶやいた。

ほとんどオヤジだね。

その後、芸者さんは、お客さんの席を回ってくれたのだけれど、
初めての体験に「はっ、あっ、いや、どうもすいません」と、
お酌されて、私はぺこぺこ頭を下げてしまった。

私の親戚に、日本舞踊の師範を目指して頑張っている人がいるのですが、その苦労たるや並大抵のものではないらしく･･･
一生を捧げなければならない世界みたいです。

裏方から拝見した事は私もありますが、お座敷でもてなされる事も体験してみたいですね。
また、写真を撮るのも面白そうです･･･

ピーターさんがこの間シャルウイダンスで社交ダンス踊ってましたが、あの方は日舞も本格的な方。私の友人にはバレエも日舞も習ってる人もいます。
両方踊れる人ってすごいと思います。

いやぁ〜　こういうのいいですねぇ・・・・
私も一度だけお座敷で、拝見したことがあります。残念ながら仕事がらみの
接待でしたが・・・
　
　芸者さんや歌舞伎役者さんが美しいのは、所作が身についているからなのだそうです。私がこれから所作を身につけるのは難しいでしょうが、
せめて着物を着こなし、歌舞伎座に居られる「高麗屋ぁ〜」とか屋号を叫ぶ
粋な「大向う」さんになれないものかと思ってしまう私です・・・・(笑）

　これって、歳をとったということなのでしょうかねぇ・・・・

　

どんな踊りでも、肉体で表現できるってすばらしいですよね。
ところで、男性はいいですよね、こんなところでおもてなしされて。知らない世界でした。

そうそう、ここの料亭で働く若い女性は、所作の勉強も、一つの目的だとかおっしゃっていました。

歳を重ねると、ものの優雅さがわかるようになりますよね。
それは、歳を取ったという表現より、積み重ねた経験から、目が肥えたということだと思います。
でも、感性に磨きがかからない人は、ただ歳を取ったと言うのではないでしょうかね。

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