触れる美術書



大正時代に出版された、デザイン本。
普通、見ることができるのは、美術館のショーケースに展示されたもの。

それを手に取り、パラパラめくってみる事ができるなんて...

5月15日,16日で行われている、山流展示会での話です。

http://www.yamaryu.tv/info/yamaryu_daikanyama/

年代を感じさせる、黄ばんだ紙の上に印刷されている、
デザインの数々。

紙の黄ばみに比べ、デザイン画は、信じられないくらい、
美しい色を残していました。

理由は、岩顔料(岩を砕いて作った、顔料)を使っている
からなのだそうです。

その本を見せていただくだけでも、訪ねる価値のある展示会ですが、
彼の作品で、素人なな号が「いいねー」と唸ったのは、この帯。

刺繍です。



そして、この襦袢。



素敵でしょう。

もちろん、これだけではないので、ご興味のある方は、
是非、足をお運びください。

山龍先生自ら、とても興味深いお話を聞かせてくださいます。
こんなチャンス、そうそうないですゾ!

| Photo | 12:00 AM | comments (2) | trackback (0) |
コメント
この一見渋めながら絶妙な色遣いの配色は
日本古来から来るバランス感覚だと感じます。
写真を見ているだけでも感化されそうです。
素晴らしい伝統美ですね・・・
| 蒼硝子 | URL | 2009年05月16日 08:57 AM | 8kbzEfdQ |

蒼硝子さん、場所が変わりますが、この先も展示会を
続けられるようですので、是非、いらしたらいかがですか。
いい刺激にないますよ。
| なな号 | URL | 2009年05月16日 10:56 AM | gCKxsJ.M |


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