なでしこ、3-4-3フォーメーション再び…

本日行われたばっかりのニュージーランドとのテストマッチ(@長野)を。
この試合も3-4-3フォーメーションにトライ。ニュージーランドのほぼ突っ立っているだけ…配置されているだけ…のディフェンスもあったが、そこそこ面白く視させていただいた。
熊谷は前回ののテストマッチ3バック左から中央に変えたんだね。杉田は左ウイングから中盤センターの1枚に(前回途中からも個の変更は行っていたが)変えてスタート。
前回のテストマッチでは終盤にU-20から呼んだ2人を早速プレーさせたが、これはとても良いこと。Good Jobだったな。
で、この試合はその1人、藤野を右ウイングで起用、とてもいいプレーを連発し、結局フル出場となった。1つはゴールをあげても良かったくらいのパフォーマンス。

その3-4-3のシステムも前回テストマッチよりずっとスムースで、序盤かた特に藤野の居る右サイドがレーンを駆使したいい攻撃を展開。
それに比して、どうもレーンのことがよくわかって無さそうな選手も見られたかなぁ…
ま、段々と時間が経過するにつれてわかって行ったような感じもあったが。

まぁね、新モデル(ジェネレーション)の選手とか、そんなに旧年代ではないけれども新モデル(ジェネレーション)と比較するとやや旧…な感じの選手とか、いろいろ見えて面白かった。

あとまぁ、、、中盤センターの2枚が(日本がサイドを2枚で攻略にかかるので、その分ニュージーランドの中央が薄くなって)結構多くのミドルシュートを打てたり、前線へそこそこ飛び出したり、ボールを散らせたりしてはいたんだが、、、だから機能していたように見えたかもしれないが、私には中盤センターの選手の有機性があまり感じられなかったんだな。。。
あと、このニュージーランド相手では中盤の守備(攻防)にエネルギーを割かれることも少なく、それも加味して機能していた云々とは言えないな。
来月はスペインまで言って "ヨーロッパ・チャンピオン" になったばかりのイングランドと対戦することになっているんで、楽しみではある。

ところで、、、この試合のTV実況アナウンサーの実況には随所にひっくり返させてもらった。
ま、一番のヒットは中盤サイドのことを「中盤の端」って形容したヤツだな。
あと、日本ゴール前のバイタルエリアのルーズボールにニュージーランドの選手が走り込んで来たシーンで(聞き間違いでなければ)「走ってきた」シーンとか、相手ゴール前で深くえぐって中央へ折り返したシーンで「戻した」とかね。
イヤイヤ、面白かったですよ。

なお、後半途中からは熊谷を最終ラインから中盤センターで1列上げる配置も見せ、何度も言ってるようにヨーロッパでは熊谷は最終ラインではなく中盤だったんで、これも納得というか当たり前に普通な采配だったんではないか。
これまで(ほんのごく短時間やったことがあると記憶しているが)ほとんど無かったことだもんな。
そういうのも良い点じゃなかったか。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/4513

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

<<前月 2024年05月 次月>>

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ