冨安、リヴァプール戦に左サイドバックでスタメン・フル出場してハイパフォーマンス。

昨夜行われたアーセナルVSリヴァプール。冨安は左サイドバックでスタメン。
アーセナルはミッドウイークのヨーロッパリーグから中2日での一戦だが、その試合では冨安は右サイドバックでプレーし、終盤に左サイドバックのティアニーを下げたため左サイドバックへ回ったんだが、てっきりティアニーをこのリヴァプール戦に起用するつもりなのかと思っていたら、、、冨安が左サイドバックと。
サラーとマッチアップする位置だな。(結局、サラーは70分を待たずにベンチへ…)
でもってキックオフから10分過ぎ、早速サラーのがボールを持ったところ、寄せてターンしながらボール奪取。スタジアムは大歓声。。。
その後もほとんどパーフェクトに近いパフォーマンスで、フルタイムのプレー。素晴らしい。
寄せて来る相手に動じることなく左足でワンタッチ素晴らしいフィードを出したり、とにかく右足も左足もの遜色なくプレーできる。
面白いことに、相手が寄せて来たのでワンタッチで右足で蹴ったボールがややミスキック気味になったシーンがあったり…左足の方が正確なんかよ(笑)
右アウトで中盤から前線へ走り込んだ味方への素晴らしい縦パス(打ち込み)もあった。
この冨安のプレー、パフォーマンスを日本人にもっと見てもらいたいなぁ、、、そして攻撃の選手ではなくても何が素晴らしいのかわかるようになってもらいたいもの。
そうならなきゃコト(事)は前へ進まないわけなんだがね。
ま、これが全然進まないだわな、この国は(苦笑)

試合の方は実に面白く、そして見所満載。ABEMAで見逃し配信やってるんで、視聴していただきたいですな。
アーセナルは4-2-3-1が基本フォーメーションだが、形の上では日本がやってる(9月のテストマッチで戻した)フォーメーションと同じ。であれば、この試合のアーセナルのシステムを見て学習・研究すべきだろう。

守備面においては最終ラインの4バックに対して、中盤底の選手の関わりがスムースで見事。最終ラインに入って5枚のラインを形成したり、そうした状況でのもう1枚の中盤底の選手の位置取りがこれまた素晴らしい。
そして2列めサイドの選手の守備時のポジショニングが、これまた素晴らしい。
日本代表チームにはできないだろうが、学習材にするべき。あ、最も学習しなくてはならないのはコーチングスタッフだか。
攻撃面においても、複雑なデザインを展開しているわけではないと思われる。それでも十分にシステマティックなんだが。むしろ1つひとつは、ある意味シンプルだが、エネルギッシュに溢れた高次元のシステム。中盤底からの攻め上がりも豊富で、実に厚みのある攻撃。
こういうのを日本ではすぐ(単純に)連動性とか(あるいは距離感(距離間??)とか)言っちゃうんだが、そういう安直に括るのは間違い。間違いだし、見るべきモノを見てないことの証明になってしまう。もっとジックリ視ようよ…と言いたいっすなぁ。

勝ち越して終盤、ティアニーを入れたが、ティアニーをどこに入れるのかと思ったら、左サイドバックでもなく最終ライン左に入れての5バックにするのでもなく、1列高い位置。そして中盤左サイドだったマルティネッリを前線に上げ、フォーメーションを4-4-2(あるいはマルティネッリが左寄りの4-4-1-1とでも言えるか…)に変更。
いや~これもなるほどなぁ…と。
そんなこんなで見所盛りだくさん。

アーセナルは今シーズン好調。現時点で首位キープ。
冨安のパフォーマンスについては、現地でもワールドクラスとも10点満点とも証されるくらい非常に高い評価。

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