U-23アジアカップ、ファイナル。

サウジアラビアと開催国のウズベキスタンの対戦となった、U-23アジアカップのファイナル。
サウジアラビアはU-23で、ウズベキスタンはU-21らしい。
地元優勝を見届けようと、タシケントのフットボールスタジアム(このスタジアムはブニョドコルのホームスタジアム)はほぼ満員の感じ。
序盤から双方ともにラフなコンタクトプレーが続出で、あまり内容もクオリティも見いだせないような展開。その中でもサウジアラビアが2度ほど決定的(になりかけた)シーンを作るが、ウズベキスタンもゴールマウスを死守。
ウズベキスタンの攻撃は、遠目からのシュートシーンが何度か…というくらいで、セミファイナルで日本を破ったようなパフォーマンスとはやや遠い印象。
サウジアラビアのワン・オン・ワンで必ず速く寄せる守備、さらにそこへの速いカバーに、ウズベキスタンは自由にプレーできない感じで前半終了。
後半に入ると、サウジアラビアが明らかに幅をとった形にし、選手のポジショニングも整理。ボールが入った味方に対してきっちりフォローに寄せて行く機動性を発揮。

そこで後半まだ立ち上がりの時間帯、ペナルティエリアすぐ外でウズベキスタンのディフェンダー2枚を交わし切らずに腰の回転と下腰が効いた(スライディングシュート気味の)ゴラッソがネットに吸い込まれ、サウジアラビア先制。
さらに今度はペナルティエリア左から、ものの見事な対角線ゴラッソがファーのポストぎりぎりに突き刺さって追加点。
やっぱりこういう重苦しい勝負を左右するのはシュート力なり火力だよなぁ。

ウズベキスタンの最大のチャンスは、サウジアラビアがカウンターに出て2列め(サウジアラビアは4-4-2)の2列めが押し上げたところ、ボールを奪い返し、サウジアラビアの最終ラインと中盤との間にできたスペースに上手くポジショニングしたところにボールが入って、いいスルーパスを通したがオフサイド。これは惜しかった。

…というわけでサウジアラビアが優勝。
ウズベキスタンはサウジアラビアの出足の速い守備に日本戦で見せたようなプレーができず、、、という印象。日本がウズベキスタンにやられた対応を、今度はウズベキスタンがサウジアラビアにやられた感じ。
日本がウズベキスタンに敗れた一戦(セミファイナル)は、フル代表がチュニジアに敗れた試合(テストマッチ)と同じ轍…という指摘もあるんだが、それはどうかなと思うんで、なんでそういう結果・内容になったのかを見たくて、このファイナルを見たんだけどね、、、なんか、逆の内容(?)になっちゃった感じではある。

ウズベキスタンは今大会ここまでの5戦すべて夜の試合で、このファイナルだけまだ明るい時間帯の試合で、そういうのも多少は関係したんだろうかね。ホームアドバンテージを十分に活用してきた今大会だが、このファイナルは日本戦のようなパフォーマンスではなかったね。
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