(続き)チャンピオンズリーグ、ポルトのディフェンスをユベントスがどう攻略するか…

その前に、ACLの東地区のグループステージ開催が、4月下旬から5月にかけての予定だったところ、本日AFC(アジアフットボール連盟)より6~7月に延期とリリースがあった。
はぁ、また困ったもんだな。
もしオリンピックがあったら、オリンピック代表に呼ばれた選手は使えないってことだよ。
いずれにしても、開催の1ヶ月前になって延期決定とか、数ヶ月前になってもやるかやらんか不明瞭な状態とか(←こっちはACLのことではないが)選手のことをちっとも考えておらんよ。
そっちもあっちも、そんな連中が偉そうに運営してんじゃないよ、、、って思いますよ。

さて、昨日の続き、チャンピオンズリーグのユベントスVSポルトの2ndレグ…
というわけで、ポルトがPKでアウェイゴールを奪って後半の戦いが始まったわけだが、早い時間でユベントスが1点を奪う。
これは前半から(サイドからのクロス戦略とともに)意図していた、中盤からのポルトの最終ラインの裏、ニアゾーン(ポルトのサイドハーフが下がって6枚のラインを形成する前の4バックとのギャップ)を突くフィードが的中し、ボヌッチの正確で質の高いフィードにキエーザが飛び出してのゴール。
この5分後、ポルトは1人少なくなり最終ラインの前の人数が少なくなってしまい、ユベントスが優位に試合を運ぶ。後方からの斜めのフィードも度々出るようになり、まさに右サイドから左のキエーザへピンポイントのフィードが送られ、キエーザがヘッドで沈めてアグリゲートスコアで追いつく。
ユベントスは90分で勝負を決めるべく攻勢を仕掛け、ゴールポストやクロスバーに阻まれる惜しいシーンもあったが、ポルトの方も終盤には何度かユベントスのゴールに迫り、ともに追加点は奪えず。
この時間帯になってもポルト側にしても豪快なミドルシュートでユベントスのゴールを脅かしたり、ゴールマウス至近エリアでの突破を仕掛けたり、日本のチームも見習わなくてはなるまい。正確で質の高いフィードにしても同様。日本選手でもそんなんできる能力も技術をもっているのは承知しているが、こういう試合の中で、そういう時間帯と状況の中でそれらを発揮できること、、、そこですよ。

試合の方は延長戦に突入し、結末は昨日エントリーしたので割愛しますが、いろいろと見所満載の熱闘だったかと。
ユベントスもクリスティアーノ・ロナウドやモラタといったベテランで経験も実績がある選手よりも、キエーザのような新進気鋭の選手がチームを救った(結果的にアウェイゴールで今大会敗退ではあるが)という事実は、とても象徴的なこととして印象に残ったところだ。

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