吉田麻也、サンプドリアと契約延長。

先週末はホームでウディネーゼと対戦したサンプドリア。吉田麻也はこのところ右サイドバックでのプレーあったが(サイドバックは違うスポーツじゃん…とか呟いていたようだが、イングランドでもやっておられますがな、、、と思ったんだが、イングランドとイタリアではサイドバックのプレー内容にも違いがあるんだろう)この試合ではセンターバック右でプレー。

序盤、相手アタッカーのフィジカルとスピードに抜け出されたりしてオイオイ、、、というシーンもあったり、サイドからの低く速いクロスに中央で競り負けた感のシーンも2度ほどあったが、味方へコーチングする姿も度々見られ、全体的に安定したプレー。
スコアレスから後半の立ち上がり、サンプドリアはバイタルを空けてしまい、そこに入り込まれてピンチ、、、吉田麻也はラインをブレイクしてブロックに行ったがシュートを打たれ、ゴールキーパーが弾いたものの、そのボールが吉田麻也がマークしていた選手の所に転がり、そこからプッシュされて先制を許す。
だが、この先制点からウディネーゼの機動性が落ち着き、サンプドリアの攻勢からPKを獲得して同点に追いつく。
さらに左クロスを、フィジカルの強いマーカーと空中戦を競り合いながら、実に巧みな肘の使い方で競り合う相手をブロックしながらヘッドを叩き込んで逆転。
その後はバイタルもしっかり締めてウディネードの反撃を封じて2-1でタイムアップ。

週が明けて、サンプドリアから今シーズン末までの契約の1年延長が発表された模様。
ウディネーゼ戦でも慎重に狙いを定めたフィードボールを随所に繰り出し、ラニエリ監督は多分そういう部分も求めてるんじゃないだろうか。
ま、長年センターバックの弱さが指摘されてきた日本の選手層だが、最近もエントリーしたとおり冨安といい板倉といい、そして吉田麻也と、例えば5年前、10年前にヨーロッパの主要リーグで最終ラインで存在感を見せる選手が何人も出てくる…なぁんて予言しても誰も信じなかっただろうな、、、っていう状況。
それも正味の実力だけで勝ち取っている点が素晴らしい。

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