ACLファイナル1stレグ、アウェイで0-1で凌いだというべきか。

日本時間昨夜(深夜)夜中過ぎに行われたACLファイナルの1stレグ、サウジアラビアのリヤドに乗り込んだ浦和レッズは、前半からあわや失点というシーンが続いたがスコアレスで前半を折り返したものの、後半にとうとう失点を許して、そのまま0-1で敗戦。0-1で終えられたことをポジティブと考えるしかないか、という試合となった。

立ち上がりから浦和レッズの左サイド、アルヒラルの右サイドからのペルー代表のカリージョにチンチンにされており、そこへの対処ができないまま…というか、対処したくても選手が居ないか。。。このサイドは関根がウイングバックでファブリシオが同サイドに居るんだが、普通にファブリシオに守備を期待するのは無理があり、、、とはいえファブリシオのドカンを期待するしかないわけで、痛し痒しといったところ。後半はファブリシオにも守備タスクを与えて修正してきたように見て取れたが、むしろ逆にアルヒラルの方が人数をかけてレッズの左サイドから攻略を仕掛けてきて、アルヒラルのゴールも、右サイドのカリージョが中央に入り込んで、3人くらいが関根とファブリシオのサイドを制圧した状態でのクロス→カリージョのヘッド、、、というゴールだった。
もっとも、このフィニッシュシーンは、ゴールキーパーの福島がクロスに飛び出したものの中途半端で(さわれず…出たら絶対さわらなくてはならない)岩波の対応も疑問で、実にもったない失点。西川がサスペンションで、この大一番に臨んだ福島は前半に幾つものファインセーブで起用に応えてくれていたが、このシーンだけはもったいなかった。
レッズは前半立ち上がりから押されてはいたものの、15分あたりからサイドからバイタルに入れたボールを中央からフィニッシュできるシーンが何度かあり、特に最初の関根がフィニッシュした場面はやった!! と思わせたがシュートの弾道が低く、ゴールキーパーの前でディフェンダーにブロックされてしまった。この場面は崩していただけに、ゴールへのコースも空いていたし、浮かしたボールでゴール上に叩き込んで欲しかった。

というわけで(後半はシュートを1本も打てず…)アウェイゴールを奪えず、0-1で1stレグを終え、24日のホームでの2ndレグを迎えることとなった。
2年前のファイナルと同じカードだが、ぶっちゃけ戦力を見ると相当分が悪そうだ。2年前はラファエル・シルバの活躍(ゴール)でレッズが優勝を果たしたが、今回はファブリシオの大砲に期待する、、、ってところか。
しかし、アルヒラルのサイドアタックはこの試合で十二分に見せつけられたように実に協力で(しかも逆サイドからもダイヤゴナルにゴール前へ迫ってくる…)ウイングバックをサイドに(1枚)張らせた3バックシステムのレッズのシステムがホームでどのように通用するのか、さてさて、どのような準備をして臨むのだろうか。

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