ものすんごいミドル2発でホームの1stレグ、快勝。

昨夜のACLセミファイナル(東アジア地区最上位ラウンド)は、浦和レッズが凄いミドル2発で2-0の勝利。アウェイゴールも許さず、満点の結果で2ndレグへ向かうことになった。
ぶっちゃけドローがいいところか…と思ってたんで、これは予想外のデキ。広州恒大は守備が堅いからなぁ、、、堅いっていうか最後で凄く粘りがある。鹿島アントラーズ戦でもそう。だからこれをこじ開けるのは相当にシンドイと思っていたんだが。

案の定、序盤から幾つもの決定的なチャンス、崩しを見せたが決まらず。そんな中で生まれたのが19分のファブリシオのメチャ凄いミドル。ま、序盤から狙ったフシがあるよね。その前のシュートチャンスでは力が入ったようだったか、このゴールのような弾道にならなかったが。
ファブリシオっていえば、鹿島アントラーズが日本開催のクラブ・ワールドカップでファイナルへ進出してレアル・マドリードと延長戦の戦いを繰り広げた時(2016年)切り札としていたのがファブリシオのどっかん大砲。それが再び炸裂、といったところ。
広州恒大はこの試合は5バックで臨んでおり(通常は4バックだと思われるが)浦和レッズにゴールを1つも与えない構えだったのかもしれないが、確かにサイドから崩すことはなかなかできなかったが、中盤から斜めのパスが結構有効だったし、5バックだと最終ラインの人数が多い分、逆にディフェンス間に入り込めたりするんで、そこを使いつつレッズが追加点をめざす展開。広州恒大は前線3枚がブラジル人で守備をしないし、最終ライン前のエリアは確かに狙い目。
先制ゴールの後にも決定的なチャンスが複数あり、関根の左から中央へ入って来ての反転シュートは(コースも無かったが)グラウンダーとなりネットへ突き刺さるショットには至らず、さらには、右ワイドの橋岡がフリーでゴール前へ抜け出したシーンは、シュートまでもたついて辛うじてマウスへ転がしたがゴールライン手前でクリアされ、最大の追加点のチャンスを逃してしまう。△□▽×◇△▽□…って感じの声が出たのはナイショだ。
後半、こういう展開だと嫌な感じが出てくるところ、レッズの選手たちの動きだしがやや鈍くなり、広州恒大もやや戦い方を変えてきたこともあったりガツガツ潰しに(ラフに)来るようになって、前半のようなボール保持、攻撃は出せず。
そこでファブリシオに替えて武藤雄樹を投入し、前線での躍動感を出して惜しいシーンがあった後、コーナーキックのクリアボールを拾った関根がアンビリーバブルな速く鋭い弾道のミドルをゴール左隅へ突き刺して追加点。
いや~前半の決められなかったシーンとかで、やっぱり日本人選手はフィニッシュでのスキルやパワーが足らん、、、などと思ったりしたんだが、ゴメンナサイ。とにかく関根のめったに見られない(Jリーグの試合では見られないであろう)ミドルで2点めを奪い、終盤にはゴールを割られたがオフサイドで認められず、注文どおりアウェイゴールを与えず2-0でタイムアップ。2ndレグへ大きな期待をもてる展開となった。
アウェイの2ndレグは広州恒大が試合開始からターボかけてくるが、1点でも奪えば3ゴールを奪われても勝ち上がれるというさらに有利な展開に。2ndレグはちょっと先で10月23日だが、東アジアのトップに、そしてファイナルへ進出して欲しいものだ。

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