ボン、ボン、ボン、ボカ~ンと50m超のロングバスからゴールという超絶プレー、、、イニエスタ。

フェルナンド・トーレスのラストマッチはヴィッセル神戸が手加減なく(苦笑)大量得点。前半からボールポゼッションではるかにサガン鳥栖を上回り、サガンはボールをなかなか奪えない(ヴィッセルのミスが発生した時くらい)という展開。
そんな中で生まれたイニエスタの超絶プレーからのゴール。

中央付近で山口蛍が左タッチライン付近のイニエスタへ浮き球のパス、、、イニエスタはダイレクトで寄ってきた田中順也へ、田中はヘッドでイニエスタへ戻す、、、そのボールをイニエスタはダイレクトで大きく逆サイド深くへ、、、絶妙な場所へ落とし、これを古橋がキープして切り返し、田中順也が走り込んできてダイレクトで左足アウトにかけて叩き込んだゴラッソに。
いや~なんつったってイニエスタの超絶パス。トーレスのラストマッチで張り切っちゃったか?? そのせいか前半終了間際にハムストリングを痛めてしまった模様。

ヴィッセルは見違えるような後方(守備)の安定と中盤の厚みある攻撃参加で、結構驚いておられる向きがあるようで。
最終ラインにフェルマーレンが加わり、左サイドには酒井高徳が加わって確かに明確な強化になっているが、最終ラインを3バックにして(中央が大崎、右がダンクレイ、左がフェルマーレン)左右のウイングバック(西大伍と酒井高徳)が高い位置を取り、中盤センター3枚に中央にサンペール、右に山口蛍、左にイニエスタを基本的に配置し、サンペールもアンカーというわけではなく3センターという感じで臨機応変に前線に押し上げていくシステム。山口蛍が2試合連続ゴールという結果に、その成果も表れているといってよいだろう。
というわけで、サガン鳥栖はボールの奪いどころ、プレスのかけ所が全く掴めず、ホームで(しかもトーレスのラストマッチという花舞台で)大量失点を食らってしまった。
ま、サガン鳥栖の守備システムが後ろに重心がかかり過ぎていて、中盤にスペースを与え過ぎだったし、ゾーン守備の感覚が見られないので、これじゃチューンアップしたヴィッセル神戸のやりたい放題だろう。
もっともヴィッセルも、この試合はあまりにサガンがこうだったわけで、ゾーン守備のできる相手、プレスの連動性を有する相手の時に、ここまで好きにやれるかどうかは未知数。
とはいえ、ヴィッセルの試合は今後どういう試合になるか…対戦相手がヴィッセルのこのシステムをどういう風に封じるか…という新たな見どころも生まれて、観てる我々としては興味深い点がまた増えた感じ。

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