本日、天皇杯2回戦。

来週(ちょうど1週間後)に行われる何試合かがあるが大部分は今夜行われる。今夜行われる多くの(29もの)試合の中から、アップセットが期待される(?) あ、いや、そういう可能性もあるかもな…っていう試合の1つを観戦します。さて、どのカードでしょうか(笑)

女子ワールドカップのセミファイナルの1つめ、イングランドVSアメリカが日本時間早朝に行われ、イングランドは果敢に攻めたんだが、先手先手を取っていったアメリカが前半のリードを守り抜く試合巧者ぶりで3大会連続のファイナル進出。

アメリカは毎度のこと、序盤から鋭い出足で早い時間に大きな展開からヘッドで先制。イングランドもすかさず、前線に3~4人がダイヤゴナルに入り込む動きにサイドからの速いクロスを合わせて同点に。それでもアメリカは前半のうちに、やはりサイドからのクロスを再びヘッドで叩き込んでリード。
イングランドは後半の終わり近くにオフサイドと判定された幻のゴールに、VARで貰ったPKもあったんだがセーブされて追いつけず。
アメリカのここぞ! という所での決定力はさすがと言うべきだろうが、イングランドのスルーパスでの崩しやシステムもなかなかの見ものだった。
なでしこ現場関係者や日本の視聴者はイングランドはフィジカルとパワー…といったような括りをしてしまうと思うんだが、いやいやなかなかどうして、試合中に目まぐるしくシステムを変えるよく整理され構築され鍛えられたチームでしたよ。
基本フォーメーションは4-4-2もしくは4-1-4-1(4-1-4-1と言ってよいと思うが)だが、これがこの試合では4-2-3-1にもなり4-3-3にもなり(ま、4-1-4-1も4-2-3-1も大元は4-3-3の変形なんだが)前線で相手ボールになったら4-4-2の形を敷いたり、フィル・ネビルが監督になっただけのことはあるのか、なかなかモダンな戦術というかシステム可変ぶりを見せてくれる。それが凄い効果を発揮しているかどうかは別にしても。
言ってしまえば、どっかの国のナショナルチームとは違いますな、、、といったところ。
だからね、単にフィジカルとかスピードとかパワーとか、そういう連中がパスワークもやりだしたんで、、、とか言ってる段階じゃないんですよ。システム的にもどんどん先へ行っていて、日本(なでしこ)はむしろ(もはや)遅れてるってことを認識する必要があるんじゃないですかね。

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