U-20ワールドカップ、グループステージ突破。

イタリアとのグループリーグ最終戦。2連勝して既に勝点6ポイントを持っているイタリアは、9人を入れ替えたスタメン。日本のスタメンは4人を入れ替えていたが、例えばフォワードの田川や中盤の齊藤水月は普通にスタメンで、もうちょっとターンオーバーしなくよいのかな、という印象。
それだけグループ1位抜けを狙っていたのかもしれないが、1位抜けすると次の Round 16 は中3日、2位抜けだと中5日(ただ長距離移動あり)ということで、そういうのも24ヶ国参加でグループ3位でも上位が勝ち上がれる(勝ち残れる)っていうレギュレーションの弊害と常々思ってるんだが。

試合の方はキックオフ直後から日本がイイ入りをし、惜しいミドルシュート、それで得たコーナーキックをデザインしたプレーからミドルシュートが際どく外れ、田川がペナリティエリアを縦に持ち込んでPKを奪取…しかしこれは伊藤が失敗、それでも(あわや壮絶な珍プレーのオウンゴール未遂を凌いで)ロングフィードに田川がスプリントして競り合いの相手を制してゴールキーパーと1対1になるも簡単にストップされる、、、といった感じでゴールに後一歩というシーンが続く。
だが、ここで田川がハムストリングをやってしまいリタイヤ。後半には斉藤光毅も肩を痛めて(たぶん脱臼)交替と、主力が2人も負傷という事態に。
試合の方は、イタリアに決定的なチャンスは1つくらいしか作らせず(ま、それはカウンターで裏抜けされてゴールキーパーと1対1になられて非常にヤバかったんだが)スコアレスでタイムアップ。日本はグループ2位でノックアウトラウンド進出となった。
これまで主力だった選手が少なくとも4人は呼べなかったメンバーだが、どこまでやってくれるかと思ってたが、グループステージ突破(3位での突破でなく2位以内での突破)は立派と言うべきだろう。この試合でも日本選手たちの高いテクニックを存分に発揮し見せつけていたし、間違いなく日本人選手の技術・テクニック、それらを動じずに発揮する能力やスキルは、そりゃもう全体的に素晴らしく向上しておりますよ。
まぁしかしケガは痛い。特に田川は唯一の裏抜けを仕掛けるタイプだし、中5日あるとは言え、ハムストリングをやったんだから普通には使えないだろう。どれくらいのダメージなのか、まだ伝わってきてないが。だから(特にスプリント系の選手を)ターンオーバーさせないからだよ…とも思わないでもないが、今さらそれを言ってもしょうがない。

Round 16 の対戦相手が決まるのは、日本時間明後日の朝になる。多分ポルトガルになるだろうが、ポルトガルとの対戦よりどっかのグループ3位との対戦の方を望んだんですかね、チームマネジメントとしては。あるいは単純にグループ1位をめざしたんか?? さぁどうなんだろ。

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