堅守速攻が日本人の国民性を最も発揮できる戦い方…なんだって???

2018.02.02

それもハリルホジッチのやろうとしている戦術（?）が、ね。これ、仮にも「フットボール」と冠の付いたメディアの記事。「勤勉さと規律正しさ、そして団結力」という「日本人の国民性」をね。
うーん、なんとまぁ旧式な思考フレームなんだ。いや、日本人の特性がそういう部分にある（はず）と言ってもよいとは思うが、だからといって、これがフットボール専門メディアに掲載する記事…掲載する思考レベルか、ってこと。まるで、よく言う「○○脳」並みの思考の浅さと文章の薄さだわ。

そんな記事を目にした今日昼下がり、、、頭がそれに引っ張られてしょうがなかったぞ…（苦笑） 愕然とした想いというか、ガックシ感というか。。。ま、大袈裟に表現してるんだが。
ちょっとだけマジなことを書くと、仮に堅守速攻をしようとしても、現在の日本チームおよび日本選手には足りない部分がいろいろある。

そういえば今日目にした、こちらは旧メディアの記事だが、ガンバ大阪のスポンサー向けパーティでのスピーチ誰かが（あえて誰とは書かないが）ゴールのたくさん見られる戦いをめざす…といったようなことを話したそうで、現在のガンバがクルピ監督が来たからといって、そんな風になるわけがないじゃねぇか、、、っていう突っ込みはともかく、それより、史上最攻（最高、じゃないですよ）というような文字を使ってたのに驚愕したというか△△くさく（△△らしく）なったというか。。。その造語って、何年か前の違う方の大阪のクラブのキャッチだったよね。この記事を書いた記者、きっとサッカー担当なんかじゃなく○○担当なんだろうな。。。
しかし、Jリーグが日本のスポーツ文化を変革するならば、メディアの素養訓練もしなきゃイカンのじゃないか。
余談だが、ちょっと前にたまたまTVの某番組を見ていたら、ゲストコメンテーターの肩書が <スポーツ文化評論家> みたいなものを名乗っていて、なんだ最近はそういうのを使ってんのか…などと一瞬思った時、アナウンサーやMCが <スポーツ> と <文化> の間で切って読み上げるもんだから妙な感じに。。。わかるんだけどね、知識不足というかリテラシー不足なのは、、、つまりは「スポーツ文化」っていう概念や言葉・表現自体が耳にしたこともない、意識したこともない、ってことなんでしょ。そんなんが偉そうにTV情報番組めいたものをやってることにも笑えるが、いかにも日本のスポーツ文化への意識や空気の次元が低いか…ってことの証左と感じましたね。

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