マインツで武藤嘉紀の1トップがどうなっていくか…

昨日のJ1では、昼間に行われたコンサドーレ札幌VSジュビロ磐田で、1-1の同点で迎えた最終盤、コンサドーレは小野伸二を投入。さて、どういうプレーを見せてくれるか、こちらも盛り上がったんだが、中盤右寄りにポジションをとった小野も(実況ブースが盛り上げる割には)さすがにチャンスメイクの手立てがないか…的な空気感だったんだが、タイ代表から戻ってきたチャナティップの組み立てから、小野が中央へ走り込み、そこへチャナティップのくさび、小野はワンタッチで左サイドへ見事なはたき、そのクロスをフォワードのヘイスが合わせてゴル。こちらも思わず声が出る、見事なゴールだった。

しかしチャナティップは、オーストラリア(ワールドカップ・アジア最終予選のアウェイでのオーストラリア戦)から札幌に戻ってきて、中1日だそうだがコンスタントなパフォーマンスでフル出場。なんかコンサドーレにおける重要なアクセント、ボールを預けるターゲットになっておりますな。
夜の試合では、川崎フロンターレVS横浜F・マリノスを観戦したが、まぁ予測どおりの内容ではあったが、マリノスがここまで(引き分けも含めて)14戦無敗だったっていうのも、実にナンだ。その間の対戦相手は何をしておったのか、と。

さて、ブンデスリーガでもマインツの武藤嘉紀が左からの素晴らしいクロスに、ゴール前でプルアウェイしてフリーになって下がりながらの左ボレーで叩き込み、ホームで先制された展開を引き戻す重要なゴールを決めた。この後も、フリーキックの獲得や相手ディフェンダーにイエロー誘発と、1トップとしての働きを見せてはいたが、ま、まだポストプレーはいまひとつ、、、というところか。もっとも、味方のアタッカーたちが、2列めのワイドに入っている選手、左右両方とも、俺が俺が的なプレーに見えて、あんまり1トップを活かそうというような雰囲気が感じられないんだが、マインツが1トップのシステムで行って武藤がそこで起用されるなら、大迫レベルくらいのパフォーマンスができるくらいまで進化して欲しいという期待があるんだが。
そもそも、先日の消化試合となったアウェイでのサウジアラビア戦でも、武藤はプレーするもんだろうと思っていたんだが、ハリルホジッチは最後まで起用せず。ビハインドの状況で投入したのは、Aマッチ初出場の杉本健勇であったと。ハリルホジッチの中では武藤はウイングなんだろう。んで、そこでは右は浅野、左は乾ならびに原口にプライオリティがあるんだろう。だが、武藤はウイングプレーでも左右どちらもできるし、さらにトップでのプレーも目途が立てば、フィジカル的にも戦えるんじゃないか。
いずれにしても昨シーズンはケガでフル回転できなかっただけに、よいパフォーマンスを続けてゴールを積み重ねていけば、ワールドカップ本大会のメンバー入り、そして日本に役立つプレーが期待できるんじゃないか。

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