「NHKアーカイブス」…1993年のJリーグ。

2013.05.05

Jリーグ20周年ということで今日の午後、NHK総合（地上波）にて、1993年5月14日…翌日にJリーグ開幕を控えた前日にオンエアされた「NHKスペシャル」Jリーグ特集の再放送、さらにそれを視聴した上でのスタジオでのラモス氏と山本浩氏のトークから成る「NHKアーカイブス」が放送された。

当時の「NHKスペシャル」をあらためて見ると、映像も、映像の中で見られるプレーも環境も、全てが拙い感じではある。そして番組作りも、ナレーション（ナレーション原稿自体）も、全てがまったく未熟であった感を新たにする。あれから丸20年。今や日本で最も盛んなスポーツ、最も多く、かつ広い年齢層にわたってプレーする人の数の多いスポーツになった…それは、いろいろな統計のトリックがあろうと、旧来メディアの印象操作や工作や策があっても、全く疑いの余地がない。
その20年前の「NHKスペシャル」の中で印象的な1つに、（プロリーグ開幕を前に）選手のスピードや技術は飛躍的に向上したが組織プレーが未熟、、、みたいなナレーションがあった点。はは…それって真逆だよね。ま、その後（この後の段階）のことかもしれないが。組織プレーは仕込んで結構やるけど、技術やスピード（様々なスピード）が劣っていた時代があって、今では当時とは比べ物にならないくらいの技術の進化があるわけで。そうしてむしろ今では、組織性の方が（指導者の技術・スキルやチームマネジメント能力の方が追いついていないので）再び?? 疑問視されるところとなっているような。。。

所々に感無量的な箇所も若干あったが、それでも、ぬるい今日の番組ではあったけれども（一般視聴者対象なんで、こんなものかと思うことにしよう…）やはりオツな「NHKアーカイブス」ではあった。でも最もよかったのは、スタジオでトークした山本浩氏（当時の山本アナウンサー）のコメントだったね。20年前の「NHKスペシャル」の再放送に続いて少し見せてくれた1993年5月15日のJリーグ開幕戦の実況中継（山本アナウンサーが実況）の中でも然り。山本浩氏のコメントだけつまんで、Webに掲載した方がいいんじゃないか。

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