相変わらず「落ち着いて決めました…」が多いな、試合実況。

先日も書いたが、昨日のJリーグの実況中継でも相変わらず。
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=2630

「解説者」として隣に居るゲストコメンテータも、安直に(まるで条件反射みたいに)同意や復唱してんじゃないよ。そこにどういう技術やテクニックやスキルがあったのか、即座に語りなさいよ、、、って感じだ。それとも、そういうのすら、わからない(気づかない)解説者なんっすかぁ??

あと、実況アナウンサーによっては解説者に対して頻繁に、、、ここまでどうですかぁ…と振る人が居ますね。地方TV局のアナウンサーに多いかもしれない。そんなに頻繁にそう聞いてどうするよ。そういう質問(投げかけ)は、節目のタイミングでするもんだろ。

ここからは活字(印刷媒体であれウェブであれ)で目につくことなんだが、なんか「生え抜き」っていう言葉の使い方を間違ってるライターが結構居たりしますね。ごく最近もウェブで読んだんだが、大学を卒業してから所属したクラブの選手のことまで「生え抜き」と書いてたりする。それ、生え抜きじゃないでしょうが。他のクラブを経てなければ全部(最初に所属したクラブは)生え抜きかよ。違うでしょ。
あとは、やっぱり「トップ下」の使い方というか認識の問題だな。トップに居ないで下がってきてパス出しもすれば「トップ下」のプレー…と言ったり、ゴールだけでなくラストパスも出せば「トップ下」と言ったり、根本的に間違ってんじゃないか。
そういえば、ゲームメイカー(あるいはチャンスメーカー)を中盤サイドに置いたフォーメーションだったりすると、「サイドアタッカー」と表したり「サイドアタッカーのポジション」と書いたりするライターも居る。いわゆる「トップ下」を置かないフォーメーション・システムをやろうとしてるだけで、2列めサイドに配置したからといってサイドアタッカーってわけじゃないだろう。その位置でゲームメイクをすることだって普通だし。なんま、こんなに「トップ下」概念が蔓延してのやら。。。

昨夜はヴィッセル神戸と横浜F・マリノスの試合を90分視させていただいたが、ヴィッセルについては、ポドルスキが入ってもボールを出す役の選手が居ない…というような書き方を相当見てきたが、それよりも、相手のディフェンス網の外(主にサイド)でボールを回してばかりいて(サイドを起点に、ということではあるんだろうが)縦パスが無いわな。出し所が無くなって結局、アーリークロスを放り込んでばっかり。珍しく相手ディフェンス網の間で前を向いてボールを受けても、前にスペースがあるのに前進しないで、なぜかバックパスや、ワイドに開いている選手に渡してしまったり。確かにプレイメーカー(ゲームメイカーというよりプレイメーカー)が不在なのは明白だが、それよりも全体の意識の問題だろう。ポドルスキが動かないとか何とか、そういう話じゃない。
で、トップへボールが出ないんでポドルスキを「トップ下」(また出たよ、「トップ下」)に置くシステムがいいんじゃないか…という意見も何かで読んだが、ラストパスなりスルーパスを出すのは「トップ下」じゃないと出さないわけじゃないんだけどなぁ。
あ、そもそもポドルスキをそこに置いても、ポドルスキのこのパフォーマンスじゃ、足元におさまらないし入らないし、もっと最前線にボールが行かないだろうけどね。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/2638

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

<<前月 2024年05月 次月>>

New Entries

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ