体幹で相手を制する…ことを追求してはどうかと、、、ホントに。

一昨日と昨日、この週末はJ1が中断期間なんでJ2やJ3の試合をDAZNで随分視させていただいたが、守備における基本や(最近頻繁に言われる、ある種の流行タームである)距離感についての根幹的な指導がなされていないよね(それって、戦術云々以前のもの…という意味をここでは指しております)とか、体幹で相手を制する身体の使い方がほとんどないよねとか、そういうところを感じたり。

体幹で相手を制するというと、これも相変わらず蔓延しているアバウトな体幹というタームへの集約みたいになって少々スッキリしないというかシックリ来ないんだが、ま、ここではとりあえず体幹で括っておきます。とはいえ、単にボディコンタクトを強くするとか、身体接触の強度のことを指しているのではなく、極端な言い方をするならば、(強く)身体接触しないで身体の使い方で相手を制するというか、そういう身体の動き術およびスキルの追求…というイメージ。
相変わらず蔓延している、いわゆる体幹トレーニングの必要性はごく当然のことであって、だけど(そもそも、体幹といってもいろいろあるわけで、あまりに安易に体幹という言葉で片付けすぎなんですよ…)それだけでは、(これも蔓延している)デュエルが強くなるとは言えないでしょう。そこで、日本人のアジリティをも生かした、体幹で相手を制する術が必要なんじゃないかねぇ、、、というところです。
実際、身体運動の専門家や研究者の方々とは以前からそういう話を伺ったり話したりしており、そうですねぇ、、、武術も取り入れたらいいんじゃないですかね。武術といっても、どれでもよいわけではなく、またどういう稽古でもよいわけではなく、体幹で相手を制するための稽古。稽古というか、身体の練り…ですかね。

ちなみに、冒頭で書いた距離感という言葉だが、これも私は実はあまり好きではないんですね。もうちょっと正確に言えば距離感なるものを、味方選手との単なる距離の取り方…といった、とても安易な概念で使われている傾向にある感じが強い部分ですかね、あまり好きでないというのは。。。
ピッチの上で味方との距離を、あたかも距離だけを気にする感覚で距離を取ろうとするのだとしたら、それはフットボールではなくて(現代フットボールの本質を掴めてなくて)そもそも根幹的なところ(基礎・基本)が欠落したままであり、ある意味でオートマチズムに(←いや~15年くらい前の古いタームを出してしまったが…)距離が形成されることが必要なんであり、それは単純に距離を気にするだけでは成しえないものだと思うんですよね。

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