そこそこ面白い試合展開になったかもしれないけど…浦和レッズVSドルトムント。

キックオフ直後から20分近くまで、浦和レッズはほとんど中盤でボールを持てず回せず、、、ドルトムントといえばゲーゲンプレスというイメージだが、シーズン前の始動からまだ1週間ほどしか経っていないドルトムントがそういうプレスを仕掛けてるとも思えず、ここは普通の(普通にプロの選手が持っているリテラシーとしての)ゾーンディフェンスだろうと思うが、その前になんともできない感に大きな差を感じたなぁ。。。守備重視で入っていんだたとしても、ね。
ただ、20分過ぎくらいからドルトムントの守備が緩くなったこともあるだろうし(いかんせん、前日朝に来日したばっかしだし…)レッズも慣れたこともあるだろうし、レッズの攻撃が展開され始め、先制して前半を折り返す。

そういうコンディションであり、オフ明けであり、新監督就任した直後で主力の多くもお休みのドルトムントだけに、たかが親善試合ではあるが、シーズン真っ盛りのこちらは勝っちゃっても不思議はないと思っていたが、後半にドリブラーのモルに2発やられて逆転、最後はシュールレに角度の無い位置から見事なショットを決められて敗戦となった。
そもモルにしても、ドリブリングに相当やられたが、ブンデスリーガでは持ち過ぎ、球離れの悪さで出場機会をあまり得られてない選手。その選手への応対能力というかセンスというか応用力というか、そういうあたりの引き出しの少なさも、差を感じさせられるし。。。そして、シュートの技術やスキルの差はやはり大きい。そこを決定力とか簡単に言ってしまうけど、それでは解決されないですよ、もうちょっと突き詰めて考えるようにならないと。日本選手だって、見事なゴールやテクニックあるショットは打ちますよ、プレッシャーが無かったりコースが十分見えていれば。だからこそ、メンタルや場数や、シュートチャンスでのシチュエーション対処・応用・打開能力などなど、具体的に解決方策を探り見出さなくてはならないと思うんだな。
ドルトムントは今日すぐに日本を発って中国へ向かい、明後日にはミランとプレシーズン大会の初戦に臨む。そういう状況での来日であったわけで、その相手に対して、単純に勝てなかったとか云々ということではないものの、日本のクラブはもっと高みを具体的にめざさないと追いつけはしないわな…という風に感じる次第。この親善マッチで得るものや気づきがあったと(常に毎度)言うけれど、それはもちろんそうだけど、そういう位置にいつまでも居るんではね…と。
観戦者というかTV視聴者だと思うが、途中で(レッズが)メンバーを落としたとか、親善試合だから全力で勝ちに行かなかったのかとか、そういう端からズレたコメントや呟きが多いこの国の環境というか(フットボールのみならず、スポーツ観戦における)風土というか文化の面も。そういう部分では、これはたかが親善マッチなんですよ。そういうことへの認識(度)もね。見極め力というか、区別できる知識や情報力・理解力というか…「~力」というほどのことではないんだけどね。

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