レスター、ラニエリ監督をとうとう解任。

なに?? レスター新監督はラニエリ!?、、、というエントリーをしたのが一昨年夏。つまり昨シーズン開幕前。岡崎の移籍先、レスターの監督に急遽(岡崎を欲しがってたらしい前監督の電撃解任を受けて)ラニエリ氏が就任したのであった。
http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/index.php?e=1868

その時にも書いているが、レスターのミッションはプレミア残留…シーズン途中で解任ということにならなきゃイイが…的な印象。ところが昨シーズン、ご存じのとおりの奇跡の快進撃で、誰も予想しなかった(ELVIS PLESLEYが生きているというオッズよりも高かったという)プレミア優勝をもぎ取った次第。が、今シーズン開幕にあたっては、多くの人がレスターは低迷するだろうと。私だってそう思ってたし。降格の危険があるとすら予想する人もいたし。ま、それが正に的中したというところだが(現在、降格圏とわずか1ポイント差)元々レスターはそういうランクのチームであり、ホントにホントに昨シーズンが奇跡だったわけで。
ラニエリ氏を名将と評する向きもあるが(確かに監督就任したクラブを並べると凄いものがある…)私なんかからすると、まことに失礼ながら、なんというか、、、微妙な監督というか戦績というか歴史の御方なんだよね。そんなラニエリ氏が残留争いに向いているかどうかについてはそもそも、ウ~ンというところではあったし。
今シーズン、昨秋にマンチェスター・シティを撃破したあたりは上向きかとも思ったが、今年に入ってからはドツボ。チャンピオンズリーグのグループステージを突破したという(これまた快挙!!)はあるものの、国内リーグ(プレミアリーグ)で降格したりしちゃどうしようもない、、、というのが現地なりクラブの姿勢だろう。今週のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦での奮戦(アウェイでセビージャに1-2というロースコアで敗戦)があったとしても、ね。その姿勢なり思考も当然だろう。当然というか正常。

選手層に関しては、中盤底で昨シーズン効きまくっていたカンテをチェルシーに奪われ、アタッカーを何人も補強したけれども、結局はカンテの穴を埋められてないとか、前線ばかり補強しないで中盤を補強せんかい!! とかいう声も大きかったんだが、それ(そういう声)も正しいし、前線を補強したいラニエリ氏の感覚なり思考も、私は否定できないな。昨シーズンはヴァーディがシーズンを通して当たってたし、マフレズも好調だったし、しかしヴァーディやマフレズが2年続けてコンスタントに活躍するとは考えづらいし、それ以外のアタッカー(←岡崎も当然含まれている)の能力というか得点力が足らないし、、、そういういうことも考えてのことだったんだろう。
ま、最近の試合を見ていても、チームとしての得点力不足はもちろん(深刻なくらい)だが、守備においても中盤のフィルターがかかってないし、最終ラインのスピードが遅くて、まぁ相手に行かれ放題という感じはありましたね。ぶっちゃけ、降格の危機感が現実味を帯びて高まってきていたのも事実。打つ手、打つ手、ことごとく成果をもたらしてないというか。ラニエリ監督は大体これまでも、こういうサイクルに入ると(過去のどのクラブにおいても)こうだった気がするけど。。。でも現地でも、ラニエリが果たしたプレミア優勝という燦然と輝く歴史を讃える声も多いようで、それはもちろん当然だろう。

この後、レスターがクラブとしてどうチームを立て直すか見つめるしかないが、岡崎も明確にチームに貢献する活躍を是非とも見せて欲しいもの。

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