Jリーグ最終節はこうでなくちゃ…

昨日のJ1リーグ最終戦、実に面白かった。全試合同時キックオフで(優勝だけじゃないACL出場権争いも)刻々と事態が展開していく様、こりゃもう醍醐味。これを伝えられないメディアも何も、超もったないったらありゃしない。

横浜F・マリノスは優勝を逃してしまったが、失礼ながらオジン軍団がやはり終盤に来て明らかにキレがなくなっていた。しかし昨日の試合でもやはり実に守備が見事なクラブで、それも戦術的にということでもないが、これはこのクラブの伝統文化みたいなものだろう。あらためて感心して見ていた。来年はACL(アジア・チャンピオンズリーグ)もあるんで、齋藤学がドイツへ移籍するという噂もあるし、マルキーニョスにいつまでも依存している攻撃も大きな課題だし(マルキーニョスにキレがなくなりゴールが生まれなくなってチームとしても得点力が低下)冗談じゃなく、ACL出場が来年は大きな重荷になる危険性があるかも。それだけに今年が優勝の大きなチャンスだったかな。
サンフレッチェ広島の逆転優勝は、先日の広島市長の発言によって全国のJリーグ観戦者の多くの思いが後押ししたかもしれない。

昨日はスタジアムに行けなかったのでTV観戦したが、NHK総合(地上波)で主に見ていたんだが、NHKにしては結構頑張ってスローやスーパースローをインサートして、1週間前の中継よりも格段によかったんじゃないか。ただ、スーパースローの使い方が、もうあと数秒前からが重要なのにそこまで戻せなかったり、ここら辺はフットボールへの理解力の問題の方が、スキルの問題よりも占める割合が高いんだろうな。あと、スーパースローをどうも表情中心だったりする傾向も気になる。この点はスローだけでないライブ映像でも同様で、選手の表情を抜くのはいいんだが妙にやたらと長かったり(その時間、スイッチャーや中継ディレクターたちの休息タイムか??)日本人のスポーツ中継の根幹的な感覚の問題だな、、、いつまで経っても抜けない、身についてしまった悪癖、悪い慣習みたいなもんだろう。それがそもそも問題視されたり気になったりしないところからして。
スイッチャーや中継ディレクターたちの休息タイムか??って点でもう一言付け足すなら、かなり一生懸命スローやスーパースローをインサートしてくれてはいたんだが、途中で手抜きというか、というよりも疲れたのか、明らかに手抜きめいたペースダウンした時間帯があったですね。持続性と継続性をもってやっていただけないかな、と思いました。

ところで、来年のワールドカップ全64試合がNHKと民放で放送されることになったらしいが、それはたいへんありがたい。よかった。スカパーは撤退してしまってんだが、スカパーは国際映像を放送してくれてたんで、それはそれでたいへんよかった。NHKと民放も、日本戦とかはどうせ独自映像を入れまくりたいんだろうが、そうでない試合は独自映像なんかいいから国際映像を見せて欲しい。その方が全然ありがたい。コストも抑えられていいんでは?? 国際映像を見た方が国際的には何に注目してるかとか、国際的な感覚もわかるし、日本人もそれを見た方が何かといいでしょう。
あと、日本の初戦のキックオフ時刻が早速変更になったらしく。日本時間7:00だったのが10:00となるらしい。日曜日の朝、少しでも視聴率(およびCM料金)を稼ごうってか。
第3戦のキックオフ時刻も変更してもらえないっすかね。早朝5時なんで。ま、こっちはグループリーグ最終戦なんで同時キックオフだから難しいよね。

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