初めてのビッグクラブとの対戦、結構グイグイ来られましたな。

冨安が所属するボローニャがローマと対戦。ボローニャはいつもの4バックだが、右サイドハーフが下がって5バック的なシステムなのか…と思いきや、そうでもなかったり、それでもローマは左サイド(冨安のポジションの右サイド)から速い攻撃を仕掛けてきて、また、ボローニャのビルドアップに冨安が関わっていることを見越して冨安へプレスをかけてくるなど、なかなかグイグイ仕掛けてきておりましたな。

かといって冨安がやられまくっていたわけではなく(ま、やられまくったっていう印象の向きもおられるかもしれないが…)確かに苦労しながらも奮闘だっんだが、ただ時間が経過するにつれて右サイドハーフが守備に戻ってくれなくなり、ムヒタリアンとコラロフに2対1の状況を強いられる場面も多く、ハードな戦い。
スコアレスで迎えた後半、ペナルティエリアすぐ外、中央辺りで得たフリーキックを直接叩き込んでローマが先制。ホームのボローニャも反撃に出て、PKで同点に。Pkを獲得したシーンも、冨安の速い縦パスの打ち込みが起点。その後、レッドカードでローマが1人少なくなり、ボローニャに勝点3ポイント獲得のチャンスとなったがゴールを奪えず、逆にアデョショナルタイムに右サイドからのクロスに中央でジェコが巧みな動きでマークを外してフリーでヘッドを叩き込み、ローマが決勝ゴル。ジェコの周りに冨安を含め3人が居たが、冨安は後ろ(大外)の選手をケアしなくてはならず、センターバックが外したジェコに競りに行くのは難しかったろう。
ボローニャとしては惜しい勝点を落とした。

前節はインターナショナルマッチ・ウイークから戻ってきたばかりで、さすがにお疲れで、やや低調なパフォーマンスだった冨安だが、この日は強豪・ローマ相手によく戦ったんじゃないか。ただ、ボローニャのキーマン的に目を付けられて(?)いるようなんで、この試合でのローマのように2対1を仕掛けてくるかどうかはともかく、冨安のビルドアップや攻撃参加に蓋をしてくるだろうな。さてさて、それに対する冨安の対応、対処がどうなるか、楽しみですな。

しかしローマのムヒタリアンというのは新鮮で。新鮮っていうか、今シーズン、アーセナルから移籍してきたんだが。ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ(さらにユナイテッドからアーセナルへ)移籍したムヒタリアンには少々懐かしいというか親近感(?)めいたものを感じるっちゃぁ感じる。

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