やはり海外メディアが的確!?

コンフェデレーションズカップでの日本チームのパフォーマンスについては、あちこちで書かれているけれども、日本のメディアはここ十数年ほどの間にだいぶ改善された(改善というかマシになった)が、まだまだ幼稚なんじゃないか。それが読者のレベルに合わせているなどと言うとしたら、それこそメディアの傲慢というものだろう。

こちらのサイトでは、ブラジルメディアによる日本チームに対する「総括」が掲載されている。リンク貼っちゃいます。
http://www.footballchannel.jp/2013/06/25/post5896/ (フットボールチャンネル「ブラジルメディアがコンフェデの日本代表を総評。「現状ではW杯で上位には食い込めない」と厳しい意見も」)

実に明確で的確な論評。論評であって絶対正しいわけではないし、こういうものに絶対の正解があるわけではない。ただ、きわめて一般的なところで共通的に普通の分析。それが日本の旧メディアは的外ればっかり。ないしは、浅い思考ばかり。これでは世界中が相手のモノでは(それがフットボールでなくても)全然戦えないし抗していけない。どんなスポーツでも文化、芸術でもそうだろ。

Jリーグでのプレーを見て、中村俊輔や闘莉王や中澤祐二を呼べという意見もあるが、それを完全に否定するつもりはないが、彼らを呼ぶとなったら本当にギリギリのところ、どうしようもない時のこと。彼らもそれはわかっているし(プロフェッショナルなんだから)準備はしているし、それでモチベーションが下がることはない。プロフェッショナルだから。それと大事なことは、フットボールは来年のワールドカップがゴールではないということ。永遠に続いて行くんであって、常に世代交代や次の戦いも(バランスやサジ加減はともかく)視野に置いてないといけない。そういう意味でも、愚策にならない判断が必要不可欠。
中村俊輔は一昨日のナビスコカップ(VS鹿島アントラーズ)でのパフォーマンスを見ても、確かに非常に充実している。見事なフリーキックも健在。密集を切り抜けたドリブルもあった。以前はあまり見られなかったプレーかもしれない。ここ数年で最もコンディションがいいのは明らか。だが、代表チームで戦えるかというと、それは無理。セットプレー要員なんてもんは、常に動いているフットボールにはないから。常に攻防一体なんで、タスクはめちゃ多い。だからスーパーサブとしてなら、使い道があるかもしれない。
あと思うのは、ゴールキーパーについて意見が少ないこと。川島では厳しい。楢崎を呼んだ方がマシなレベルかもしれない。

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