バリ島リカンベントの旅（3）



17時15分、デンパサール空港に到着。
自転車も、問題なく受け取ることができました。

ラッピングをほどき、座席を着装し直し、タイヤに空気を入れ、
出発です。

私達の周りには、好奇心むき出しの現地の人達が、数人
巻き舌英語で、質問しながら集まってきました。

旅の間中、同じ質問を何十回も受けるとは、
この時点では、まったく想像しませんでしたが...。

質問1.どこの自転車か？
質問2.どこで買ったか？
質問3.いくらだったか？

バリ島リカンベントの旅（2）



「この状態では、自転車をお預かりする事はできません」

成田に早く到着し過ぎたため、かなり待ったあげく
「やっとチェックインができる」と、喜んだのも束の間、
こんな事を言われてしまった、なな号。

「でも、電話で確認したのですけれど」という言葉に、
かえって来た返事は、
「そうですか、インフォミスですね。とにかく、こちらで
用意しますから、本体全部をラッピングしてください」
「できれば、座席部分は、本体から外していただけますか」

えーーーーっ！

自分で座席なんて、外した事もない、なな号。
東急ハンズで買ったばかりの、携帯用工具を
こんなところで、さっそく使う事になるなんて....

今回の旅の相棒、ジェフ君の指示のもと、
汗をかきかき、座席をはずし、投げ飛ばされても
大丈夫なほど、ぐるぐる巻きに自転車をラッピングしました。

あんなに時間の余裕があったのに.....

駆け込んだ機内から、きれいな空と雲を、ぼーっと見つめながら
放心状態の、なな号でした。

バリ島リカンベントの旅（1）



10月17日、なな号は「バリ島を自転車でまわる旅」
に出発しました。
今日からしばらく、その旅のレポートを紹介させていただきます。

ちょっとユニークな型をした、「リカンベント」と呼ばれる
自転車での旅です。
http://www.ladyweb.org/studio75/blog/index.php?d=20060622

フライトは、成田からバリ島のデンパサールに直行便を持つ、
ガルーダ航空を利用。

「20キロ以下であれば、尖った部分だけを、ラッピングすれば
チェックインができる」ことを、事前に確認。
なので、リカンベントはこんな形で、成田に到着しました。

時間に余裕を見たため、やたら早い、成田の
到着でした。が、しかし.....

お帰り！



なな号、お帰り！！

ね、ねっ、どうだった、バリ島？
おみやげは？

えーっ「明日、全部話すから」って？
もう疲れたから寝る？

なんだよー、つまんないなー。
ま、いいか、無事帰って来たんだから。

　　　　　 by ジャイ

帰って来た？



え、なな号帰って来た？
なんか声が聞こえたような気がしたけど。

夢だったのかー、僕、寝ぼけちゃったよ。

　　　　　　by ジャイ