2012年01月14日 Saturday
無知をさらす
![]() 昨夜、友達のお通夜がありました。 42歳、まだまだ楽しい事がこれからいくらでも 経験できる年齢でしたから、残念でした。 ただ人生は、どう捉えるかによります。 彼女はけっして、不幸だったとは思いません。 なによりも、愛情あふれる暖かい家族に見守られて その時を迎えることができたのですし。 そう自分に言い聞かせても、その場で涙を止めることは できませんでしたが。 ところでなな号、いままで家に入る前に、「清め塩」を 使った事がありません。 ポリシーがあっての事ではなく、単純に忘れてしまうからです。 今回はいっしょに参列した友達と、そんな話が出たので めずらしく、家に入る前に塩を探しました。 でも、みつかりませんでした。 家に入ってから、もう一度確かめると、こんなものが 入っていました。 ![]() 「清め塩」は、神道の習慣だったのですね。 そんな事も知らなかった、なな号です。 しかも、「清め塩」についてネットでしらべたら、 軽々しく話題にできないような、デリケートな 問題になっているようでした。 いい年齢になって「そうなのか....」と無知をさらす、なな号。 知ってよかったですが。 今まで頭のどこかで、「清めるって...どうして?」と 漠然と疑問に感じていたからです。 なぜその時、解明しなかったのかな... なな号も、死を「穢れ」とは思えませんから、 その為でしたら、清めの塩はいらないと思います。 でも、「ケガレ」が「気枯れ」から来ていると言う 解釈(神道にその解釈があるらしい)で、悲しみのあまり 「気」が「枯れてしまう」という状態を、元の状態に 戻すために、塩を使うのなら、納得がいきます。 風習を軽んじるつもりはありませんが、意味も理解せず 行為だけを尊重するのは、無意味だと思います。 自分が納得していればそれで良いので、「清め塩」も 使いたければ使えばいいですよね。 いずれにせよ、一般的に神道と仏教が、さほど大きな問題も 起きずに共存する日本って、すごく不思議な国だなぁ。 |
コメント一覧
ちゃ | URL | 2012年01月16日 06:10 PM | aNZAPwaA |
なな号 | URL | 2012年01月16日 09:12 PM | 2qn045YY |
|
