チャンピオンズリーグ、南野のフルタイムの奮闘もリヴァプールに及ばず。

グループステージ突破をかけてホームでリヴァプールに挑んだザルツブルク。南野は2トップの下のシャドーの位置で起用。
キックオフ20秒で中盤深い位置から最前線のハーランドへの長いスルーパスが通り、おおぉぉ…と声が出たが、ファン・ダイクがさすがの応対でシュートを許さず。その2分後あたりには、南野のスペースへの走り込みからヒールで落とし、さらにブロックされたシュートのこぼれに南野が詰めたがフィニッシュできず。
リヴァプールも後手に回ってたわけではなく最後尾からのロングフィード1本でフィニッシュへ持ち込んだり、(リヴァプールだって、この試合を落とすとグループステージ敗退の危険性が高いし…)8分までに2度のチャンスを作るなど、序盤から互いにゴールをめざして激しい戦いを見せる、期待どおりのホットな試合に。

とはいえ、15分前後あたりからリヴァプールが試合を落ち着かせてきたように見えたが、それでもザルツブルクは勇敢にリヴァプールのゴールに迫ろうとする。が、なかなか決定的なチャンスまでは作れず。それでも互角の戦いを繰り広げ、前半をスコアレスで終了。
後半も果敢に戦いを挑むザルツブルクだが、55分あたり、最終ラインから左サイドの味方へ正確なフィードを通し(ザルツブルクの中盤右が頻繁に中に絞ったり、ボールに寄って行ってパスワークに関与するのを見切った展開力ではなかったか…)そこから縦に突破、飛び出したゴールキーパーを交わしてクロスに、中央にディフェンスは何枚か居たんだがガラ空きのゴールのカバーに入ろうとしたところ、フリーでヘッドを合わせられて遂に失点。
立て続けに、ロングフィードをヘッドで処理しようとしたミスから、ゴールライン近くの角度の無い所から決められて2失点め。

南野はザルツブルクの攻撃の柱として何度もボールを受け(味方も南野を探してボールを預けるし…)特に後半は何本ものシュートを放ったんだが、リヴァプールのゴールをこじ開けることはできず。実に惜しいゴールチャンスもあったんだが、そこで1つでも決められたら、仮にこの試合で敗れてもヒーローになれるところだったと思うんだが、、、いま一歩のところでヒーローになれず…といったところか。それでもフルタイム、ザルツブルクの攻撃の中心として、いいファイトだった。

ザルツブルクはグループステージ敗退。しかしヨーロッパリーグへ回ることになった。今度はヨーロッパリーグでの奮闘、上位進出を期待したいところだ。

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