イスタンブール・ダービー。

日本時間昨日深夜は、ガラタサライVSベシクタシュのイスタンブール・ダービー。長友と香川が所属するカードなんで、ライブでDAZNで視聴。
イスタンブール・ダービーらしく(?)試合が止まること頻繁。だけど、フェネルバフチェ戦の方がもっと過熱だろうな。

試合の方は、どちらも慎重な入りのように見えたが、ベシクタシュの試合をここのところ割と視ている者としては、一応ブロックなり守備ラインを引くんだがすぐにポッカリとスペースが空くベシクタシュがいずれ失点するだろうと思っていたが、案の定、そんな感じで(段々と)特に最終ライン前の中盤守備がルーズというか穴があり過ぎで、前半終了間際にスローインからエアポケットに入ったような棒立ち状態を突かれて4人の攻撃でガラタサライが先制。後半も同じようにスローインからの棒立ち状態から、縦へ速いフィード→ゴールキーパーと1対1から捻じ込まれて追加点。
香川が投入されたのは残り15分あたり。さすがにボールタッチ、ターン、ターンでプレスを剥がし、味方へのパスのボールの質も実に素晴らしく、技術の高さは十二分に見て取れるし、香川が入った方がスムースにリズムよくボールが動くのも、多くの方々が指摘してるとおり。だけどなぁ、怖さがないんだよね。パスをさばいた後にシュートエリアに香川が入るけど、そこで香川にボールが来ないのは、あながち味方の選手たちの視野だとか判断とかの問題だけじゃないんじゃないか。この試合では決して速くスペースに入り込み過ぎている感じもしなかったし、入り込むタイミングの問題でもなさそうな。毎日のトレーニングで、ゴールの可能性を感じさせるフィニッシュを香川が見せられているのかどうか、、、メディアはそういうのを取材してきてくれませんかね。
結構よい考察、思考材料なんだよね。

なお、この試合でもガラタサライに一度PK判定が下されながら、だいぶ前に遡ってファウルがあった(この試合ではオフサイドがあった)ということでPK判定がVARで取り消されるシーンが。
スルーパスに抜け出してからペナルティエリア内で倒されたもので、数日前にエントリーした10秒ほども前に遡っての判定ではないものの、もうそこでワンプレー(ワンシークエンス)終わって次に移っているんで、こういう場合にもVARで巻き戻すっていうのは萎えますな。試合の流れも損ねるし。特に今回は微妙なオフサイド(があった)ということであるし、たまたま2-0になった後のPK判定だったから大揉めにんならないで済んだものの、VARを展開する基準をもっと厳密化する必要があると思いますね。

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