ドリブルでボールを運び、スペースを使い、スペースを作り…

昨夜はあちこちのリーグ戦の試合をDAZNで視聴させていただいたが、マンチェスター・ユナイテッドVSチェルシーでは久しぶりにアザールのプレーを楽しませていただいた。ワールドカップを終えてようやくコンディションも戻ってきたか。
香川がマンチェスター・ユナイテッドに移籍する時、アザールと競合になったとの噂もあた次第だが(アザールもまったく同時期にイングランド・プレミアリーグ移籍を果たした)アザールは今日でもイングランドでドリブルでボールを運び、ドリブルでスペースを使いスペースを突き、味方にスペースを作る、、、というパフォーマンスは素晴らしかった。

そんなアザールを見ていてどうしたって思うのは、香川もその当時はそうだったなぁ…と。今やうっかり、そういうプレーは影を潜めてしまったかのようだが。
その香川は、昨日は後半途中からの出場で30分ほどのプレー。フリーキックのクイックリスタートを受けてワンタッチでスルーパスを繰り出し、それがダメ押しゴールになるアシストとなったが、どうも日本のメディアでは素晴らしい働きをしたような報道の仕方で、それでは(やや大げさな表現になるかもしれないが)誤った認識を伝えることにならないか??
確かにそのアシストは技術的にも高いものだと思うし、高いセンスを感じさせるものだが、それ以外はボールが来ないし、下がってきてボールをもらいたがるし、見ている方としては、テクニックやビジョンを感じさせられるものの、相変わらずそれをピッチの中で有効に効果的に有機的に機能なり発揮させられる可能性や手ごたえ感が薄い。ぶっちゃけ、ほとんど機能や変化をもたらしていたとは言いがたい。ベシクタシュのナンなフットボール…ということを差し引きをしても。
最終盤、もうタイムアップが近いあたりで中盤深い位置から見事なサイドチェンジのボールを2つほど繰り出して見せたが、あれも3点差のついた試合の終わりのこと。まぁ、なんにしてもスペースができてからでないと有機的なプレーができそうにないのは変わらず。あれこれ批判や意見や弱点を(例えば、多少長いレンジからのシュートが無い…とか、中盤で身体を張ったプレーができない、レジスタになりきれない…とか)書き散らかすつもりはないが、それだけのテクニック、技術、プレービジョンを持ちながら…ということで、ある意味なんとも切ない(?)感じがしてくるんだなぁ。

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