試合序盤から積極的な仕掛け…アディショナルタイムでチームを救うファインゴールはヨーロッパ初ゴール。

シント・トロイデンの関根が、ようやくヨーロッパで行って初ゴール。3試合連続して左ウイングバックでスタメン起用され、試合序盤から期するものがあったのか、積極的な突破、積極的なシュートを狙っていく。
チームとしては全員が前へ前へと行ってしまってなんだかバランスが悪く、案の定、自分たちのコーナーキックからのルーズボールを素早く繋がれてゴールキーパーと1対1を作られて失点、、、後半にも追加点を許して2点のビハインドに。1点返したものの(鎌田の豪快にマウスを外すPK失敗もあったり)そのままホームで敗戦か…という状況で、冨安の持ち上がりから右ワイドに居た関根に、関根はカットインして鎌田へはたき、鎌田のヒールでの戻しを鮮やかに左足で早い弾道でファーに沈めるファインゴール。

ヨーロッパでのプレーに慣れてきたのか、ようやく本領発揮といったところか。3バックのフォーメーションでのウイングバックに置かれているが、妙に中盤のバランスや守備を考え過ぎず、あくまでウイングとしてプレーしているような意識は(ある意味新鮮で)なかなか楽しませてくれる。ま、ちょっとコンタクトプレーやボールスチールとは別の部分で(中盤のバランスや守備を考え過ぎず…と先に書いておきながら矛盾するようだが、それとは違った意味で)守備面でのポジショニングやスペースの意識がまだまだかな、、、という印象も受けるが。。。
シーズン終盤になって真価を見せ始めた関根だが、来シーズンはどこでプレーするんだろうか。こういうパフォーマンスを見せる前は、シント・トロイデン側もレンタル終了というような雲行きだったが。レンタル元のインゴルシュタットはブンデスリーガ1部復帰は無理どころか下部リーグへ降格危機のような状況だが。

で、関根のこととは別にシント・トロイデンとしては、そもそもこの試合、全体として妙に前がかりで3バック右の冨安もガンガン前へ持ち上がるし、アンカーの位置に入っていると思われる遠藤航も(これは毎度のことだが)ガンガン前へ行くし、リスク・マネジメントと言えばまぁそうなんかもしれないが、そういうターム以前に個々の選手のタクティクスというかプレービジョンというか、そういうあたりがどうなんかな…という感じはする。それで(これが)よいんですかね?? シント・トロイデンとしては。ぶっちゃけツッコミ所満載、、、って感じなんだが。

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