U-16アジア選手権。

この連休に行われたJ1の何試合かを見ていると、まだまだ技術や精度やスキルを高めることが必要なシーンが多々。このところ(ジョーのコンディションも上がってきたこともあって)平均3ゴールを奪っているという名古屋グランパスもじっくり拝見させていただいたが、シャビエルが居なかったとはいえ、この程度の攻撃にどうしてこれまでの対戦チームはそんなにゴールを許してきたのか不思議なほど。対戦チームもしっかり戦ってきたんかね。気候も涼しくなってきて、どのチームもプレスしやすくなるから、今後のグランパスがどこまで攻撃力を発揮できるか、また対戦チームがどれくらいプレス戦術を駆使できるか(単に当たりに行けばいいってわけじゃないし)そういう点も見ものだな。ま、前田直輝は何年も前から気に入ってる選手だけど。

昨日のヴィッセル神戸はいきなり5バックをやっておったが、浦和レッズにミラーマッチを試みたんかね。それにしちゃ付け焼刃だったからなのか、それも戦術理解と対応性の問題なのか、あまりにナンだったが。リージョ氏がスタジアムで観ていたが、どう見えたんだろうな。

さて、昨夜はマレーシアで行われているU-16アジア選手権のグループリーグ第2戦。初戦でタイに試合開始早々に先制されるというちょっとビックリした立ち上がりだった(リザルトは5-2)日本チームだが、この試合はグループで最も力が劣ると思われるタジキスタン相手にゴールを奪えず、結局スコアレスドローに。タジキスタンが守りを固めて(特に中央を閉めて)いたのはわかるが、あまりに精度やイマジネーションやスキルというかセンスに欠けるんじゃないかね、、、初戦から7人をターンオーバーしたとはいえ、こういう試合はよくあることとはいえ。
中2日で地元のマレーシアとの対戦だが、グループステージ突破はできるだろうが(よほどのことがない限り)来年ペルーで開催されるU-17ワールドカップ出場権がかかっているわけだし、ピリッとした試合を見せて欲しいもの。

冒頭で書いた名古屋グランパスの試合をじっくり見させていただいたというのは、川崎フロンターレVS名古屋グランパスの一戦だが、フロンターレのプレスや寄せや囲い込みの行き方やタイミングも巧みで素晴らしかったんだが、あまりにビルドアップの部分や中盤でなす術無し。
試合の中での対応力というのも終始特に見られず、、、という感じ。
後半のどこかだったが、フロンターレの阿部がボールを奪い切るんではなく、フィジカルコンタクトするのではなく、相手ボールホルダーに身体を寄せてパスコースを消し、なおかつ動きを止めたシーンは、思わず上手い!!って声が出ましたね。この試合でゴラッソを叩き込んだ阿部だが、見どころはそういうシーンばかりではない。こういう何気ないシーンも大いなる見どころ。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/3037

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

<<前月 2024年04月 次月>>

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ